赤ちゃんの便秘、おうちでできる対策は? マッサージと見直したい生活習慣

akachan-bempi-taisaku 育児のヒント

※本ページはアフィリエイト広告(PR)を含みます。

この記事で分かること

赤ちゃんが数日うんちをしていないと、「病気なのでは」と不安になる親御さんは多いものです。この記事では、赤ちゃんの便秘の考え方、月齢別に起こりやすい原因、おうちでできるマッサージや生活習慣の見直し方、そして「これは病院に相談したほうがいい」というサインを分かりやすく解説します。

なお、この記事は一般的な情報提供を目的としたものです。気になる症状がある場合は自己判断せず、かかりつけの小児科医に相談してください。

赤ちゃんの便秘とは? 「何日出ていないか」だけでは決まらない

便秘というと「何日も出ていない状態」をイメージしがちですが、赤ちゃんの場合は排便の頻度そのものよりも、本人がつらそうかどうかが重要な判断基準になります。

母乳育児の赤ちゃんは、もともと4〜5日、時には1週間ほど排便がなくても、機嫌がよく、お腹も張っておらず、出たときに柔らかい便であれば、便秘とは呼ばないことが多いとされています。これは母乳がほぼ完全に消化・吸収されるため、そもそも便のかさが少なくなるからです。

一方でミルク育児の赤ちゃんや離乳食が始まった赤ちゃんは、母乳のみの赤ちゃんに比べて便が硬くなりやすく、排便のときに顔を真っ赤にして苦しそうにいきむ、便がコロコロと硬い、お腹が張って機嫌が悪い、といった様子が見られる場合は便秘と考えてよいでしょう。

つまり「何日出ていないか」よりも、普段の排便リズムと比べてどうか本人がつらそうかどうかを見てあげることが大切です。

月齢別に見る、便秘が起こりやすい原因

新生児〜生後2〜3か月ごろ

この時期は腸の動き自体がまだ未熟で、母乳やミルクの量・飲み方の変化によって便の状態が変わりやすい時期です。母乳のみの赤ちゃんは前述の通り数日出なくても心配ないケースが大半ですが、ミルク育児の場合はミルクの種類や量、哺乳量の急な変化が原因になることもあります。

離乳食が始まる生後5〜6か月ごろ

離乳食とは、母乳やミルク以外の食事を少しずつ体に慣れさせていく過程のことです。この時期に便秘が増えるのは、消化のしくみが大きく変わるタイミングだからです。母乳・ミルク中心の水分が多い食事から、水分の少ない固形の食べ物に変わることで、便のかさが増える一方、水分不足で便が硬くなりやすくなります。特に食物繊維が少ない・水分摂取量が減っている場合に便秘になりやすい傾向があります。

1歳以降〜トイレトレーニング期

トイレトレーニングとは、おむつを卒業してトイレで排泄できるように練習していく時期のことです。この時期は、トイレでうんちをすることへの恐怖心や、遊びに夢中で排便を我慢してしまうことが原因で便秘になるケースが増えてきます。我慢が続くと便がさらに硬くなり、排便時の痛みでますます我慢する、という悪循環に陥りやすいので注意が必要です。

おうちでできる便秘対策

「の」の字マッサージ

赤ちゃんの便秘対策としてよく知られているのが、お腹への「の」の字マッサージです。赤ちゃんを仰向けに寝かせ、おへそを中心に手のひらで「の」の字を描くように、時計回りにゆっくりお腹をなでます。腸は時計回りに動いているため、この向きでマッサージすることで排便を促しやすいとされています。授乳の直後や、赤ちゃんが機嫌のよいタイミングで、1回1〜2分程度、優しい力加減で行いましょう。

足を使った運動(足の自転車こぎ)

仰向けに寝た赤ちゃんの両足首を持ち、自転車をこぐように足を交互に曲げ伸ばしする運動も、お腹に刺激を与えて排便を促す方法としてよく紹介されます。おむつ替えのついでや、ご機嫌なタイミングに1日数回試してみるとよいでしょう。

水分・食物繊維の見直し(離乳食期以降)

離乳食が始まっている場合は、白湯や麦茶などで水分をこまめに補うこと、さつまいも・かぼちゃ・バナナ・りんごの すりおろしなど、食物繊維を多く含む食材を積極的に取り入れることも効果的です。ヨーグルトなど発酵食品を少量取り入れるのもよいとされています。反対に、母乳やミルクの量が急に減っていないかも合わせて確認しましょう。

綿棒浣腸

マッサージや運動で出なかった場合、綿棒浣腸を試す家庭も多くあります。ベビーオイルやワセリンをつけた綿棒の丸い部分を、肛門から1〜2センチほど優しく挿入し、円を描くように数回動かして刺激する方法です。あくまで一時的な対処法であり、毎日のように繰り返し使うのはおすすめできません。頻繁に必要になる場合は、後述の受診の目安を参考に医師に相談しましょう。

生活リズムを整える(1歳以降)

トイレトレーニング期の便秘には、決まった時間にトイレに座る習慣をつけ、うんちを我慢させない・怖がらせないことが大切です。トイレでうまくできなくても叱らず、座れただけでも褒めてあげることで、トイレへの苦手意識を減らすことができます。

こんな症状は病院に相談を

以下のような様子が見られる場合は、自己判断でケアを続けず、早めに小児科を受診しましょう。

  • 排便時に出血がある、便に血が混じっている
  • お腹が硬くパンパンに張っている、触ると痛がる
  • 嘔吐を伴っている、母乳やミルク・食事の量が明らかに減っている
  • 顔色が悪い、ぐったりしていて機嫌が悪い状態が続く
  • 綿棒浣腸などの対策をしても数日以上まったく改善しない
  • 体重の増え方が明らかに緩やかになっている

これらは便秘以外の病気が隠れている可能性もあるサインです。「様子を見ればそのうち治るだろう」と自己判断せず、迷ったら早めにかかりつけ医に相談してください。

便秘対策でやりがちな失敗・注意点

綿棒浣腸に頼りすぎる

綿棒浣腸は即効性がありますが、頻繁に使い続けると赤ちゃん自身の排便する力が育ちにくくなるとも言われています。まずはマッサージや運動、水分・食事の見直しといった根本的なケアを優先し、綿棒浣腸は「今日はどうしても出ない」というときの最終手段と考えましょう。

離乳食を一気に減らしてしまう

便秘になると「食べさせすぎたのでは」と離乳食の量を極端に減らしてしまう親御さんがいますが、かえって食物繊維の摂取量が減り、便秘が悪化することもあります。量を減らすのではなく、水分と食物繊維を意識したメニューに調整する方向で見直しましょう。

トイレトレーニング中に叱ってしまう

うんちを我慢したり、トイレで失敗したりしたときに叱ってしまうと、トイレやうんちそのものへの恐怖心が強まり、さらに我慢するようになって便秘が悪化する悪循環につながります。焦らず、できたことを褒める関わり方を心がけましょう。

市販の整腸剤や浣腸薬を自己判断で使う

赤ちゃん・乳幼児向けの整腸剤や浣腸薬は種類が多く、月齢によって使えるもの・使えないものがあります。自己判断で使用する前に、薬剤師や医師に相談してから使うようにしましょう。

よくある質問(FAQ)

Q1. 母乳の赤ちゃんが1週間うんちをしていません。便秘でしょうか?
母乳のみの赤ちゃんは、機嫌がよくお腹が張っていなければ、数日〜1週間程度出なくても心配ないケースが多いとされています。ただし機嫌が悪い、お腹が張っている等の様子があれば、早めにかかりつけ医に相談しましょう。

Q2. 離乳食を始めてから便秘がちになりました。離乳食をやめたほうがいいですか?
やめる必要はありません。水分と食物繊維を意識したメニューに調整しながら、様子を見て進めていくのが基本です。心配な場合は、離乳食のペースについてもかかりつけ医や自治体の栄養相談で相談できます。

Q3. 綿棒浣腸は毎日使ってもいいですか?
毎日のように繰り返し使うのはおすすめできません。あくまで一時的な対処法として使い、頻繁に必要な状態が続く場合は医師に相談しましょう。

Q4. お腹のマッサージはいつ行うのがいいですか?
授乳の直後を避け、赤ちゃんが機嫌のよいタイミングで、お風呂上がりやおむつ替えのついでに行うのがおすすめです。嫌がるときは無理に続けず、別のタイミングで試しましょう。

Q5. 便が硬いだけで、他は元気です。それでも受診したほうがいいですか?
機嫌がよく、食欲もあり、お腹の張りもないようであれば、まずはマッサージや水分・食事の見直しで様子を見て問題ありません。数日試しても改善しない場合や、便に血が混じる等の症状が加わった場合は受診を検討してください。

まとめ

赤ちゃんの便秘は、排便の日数そのものよりも「本人がつらそうかどうか」で判断することが大切です。月齢によって原因は変わり、新生児期はもともとの個人差が大きく、離乳食期は水分・食物繊維不足、トイレトレーニング期は我慢や恐怖心が主な原因になりやすい傾向があります。

まずは「の」の字マッサージや足の運動、水分・食事の見直しといった、おうちでできる対策から試してみましょう。お腹の張りや出血、嘔吐、機嫌の悪さが続くといったサインが見られる場合は、自己判断せず早めにかかりつけの小児科に相談してください。


価格・在庫・仕様・レビュー件数は変動します。最新情報は各商品ページでご確認ください。

運営者情報プライバシーポリシー免責事項

コメント

タイトルとURLをコピーしました