赤ちゃんの日焼け止め比較5選|新生児から使えるのはどれ?SPF・内容量・口コミで比較【2026年版】

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この記事の結論:赤ちゃんの日焼け止めで迷ったらアロベビー UV&アウトドアミスト

赤ちゃんの日焼け止めを1本だけ選ぶなら、アロベビー UV&アウトドアミスト(ALOBABY)(80ml・約2,277円/楽天レビュー ★4.36・1,713件)がいちばん外れにくい選択です。理由は3つあります。

  • 新生児(生後0ヶ月)から全身に使えると公式が明記している:今回の5点で「生後0ヶ月から」と言い切っているのはこれだけです。anonebabyは生後1ヶ月から、FANCLは生後6ヶ月以上と、実は使い始められる時期がそろっていません。
  • SPF38 PA+++は、学会が「海や山」に示す目安の範囲に収まる:日本小児皮膚科学会は海や山でSPF20〜40・PA++〜+++を目安として挙げています。数字の大きさを競う製品ではなく、公的な目安の上限寄りにきちんと合わせてある数値です。
  • 80mlで約28.5円/mlと、5点でいちばん惜しみなく使える:日焼け止めは「たっぷり塗って2〜3時間ごとに塗り直す」ことで初めて表示どおりの効果に近づきます。1mlあたりが最安なのは、実用面ではSPFの数値以上に効いてきます。

ただし、次に当てはまる場合は別の1本のほうが満足度は高くなります。

  • プール・水遊びの予定がある → コッコロ UVネイチャーガード(今回で唯一ウォータープルーフを明記)
  • ママ・パパの顔と兼用したい/セラミドで保湿もしたい → トゥヴェール マイルドUVミルク
  • 虫よけも1本にまとめて、荷物を減らしたい → anonebaby トータルアウトドアUV
  • 生後6ヶ月以降で、大手ブランドの後ろ盾がほしい → FANCL 乾燥敏感肌ケア サンガード25

※価格・レビューは2026年8月25日に楽天市場で確認した数値です。日々変動します。

SPF・PAの数字は「大きいほど良い」ではない

まず用語を整理します。ここを知らずに数字の大きい商品を選ぶと、赤ちゃんの肌には過剰になります。

  • SPFとは:肌が赤くなる日焼け(サンバーン)を起こす紫外線B波を、どれくらいの時間防げるかの指標です。数値は「何も塗らないときの何倍の時間、赤くならずにいられるか」を表します。
  • PAとは:肌の奥まで届いてシミ・しわの原因になる紫外線A波を防ぐ指標で、「+」の数が多いほど効果が高いとされます。PA+からPA++++までの4段階です。
  • ノンケミカル(紫外線吸収剤不使用)とは:紫外線を化学的に吸収して熱に変える成分を使わず、酸化チタンや酸化亜鉛といった粉で紫外線を跳ね返す「散乱剤」だけで防ぐ処方です。肌への刺激が少ないとされ、今回の5点はすべてノンケミカルです。
  • ウォータープルーフとは:汗や水で落ちにくいように作られた処方です。落ちにくいぶん、洗い落とすときに手間がかかる傾向があります。

そのうえで、日本小児皮膚科学会が示している目安はこうです。

場面 SPFの目安 PAの目安
日常生活(散歩・買い物) SPF15〜20 PA++
海や山などの強い日差し SPF20〜40 PA++〜+++
保育所・学校での集団生活 SPF15以上 PA++〜+++

つまり、赤ちゃんに必要な上限はSPF40あたりで、SPF50+をわざわざ選ぶ必要はほとんどありません。今回の5点はSPF20〜38に収まっていて、いずれもこの目安の中にあります。逆に言えば、5点のあいだで「防御力の差」を気にするより、月齢・落としやすさ・1mlあたりの価格で選んだほうが後悔しません。

日焼け止めより先に効く対策がある

日焼け止めは紫外線対策の3番目くらいの手段です。先にこの2つを押さえておくと、塗る量も回数も減らせます。

  • 時間帯をずらす:環境省の紫外線環境保健マニュアル2020によると、夏は午前10時〜午後2時のあいだに1日の紫外線量のおよそ70%が集中します。この4時間を外して公園に行くだけで、浴びる量は大きく変わります。
  • 帽子と衣服で物理的に遮る:日本小児皮膚科学会は、つばが7センチある帽子で約60%の紫外線をカットできるとしています。衣服は肌の露出が少なく、目の詰まった、白か淡い色のものが向きます。

ちなみに母子健康手帳から「日光浴」の記載が消えて「外気浴」に変わったのは1998年です。ビタミンDは通常の生活で足りることが分かってきたことと、紫外線による皮膚への影響が指摘されるようになったことが背景とされています。日光に当てること自体を目的にする必要はない、という前提で考えて大丈夫です。

帽子やサンシェードの選び方はベビー用サンハット・帽子の比較ベビーカー用サンシェードの比較、外出そのものの進め方ははじめてのお出かけ・外気浴の進め方もあわせてどうぞ。

いつから使える? 5点で「使い始め」がそろっていない

ここが赤ちゃんの日焼け止めでいちばん誤解されやすい部分です。「赤ちゃんにも使える」という表示は、新生児から使えるという意味とは限りません

使い始めの目安 商品 メーカーの案内
生後0ヶ月(新生児) アロベビー UV&アウトドアミスト 新生児から子ども・大人まで使用可
生後1ヶ月 anonebaby トータルアウトドアUV 生後1ヶ月の初めてのお外デビューから
生後6ヶ月 FANCL サンガード25 生後6ヶ月以上
月齢の記載なし トゥヴェール マイルドUVミルク 「赤ちゃんにも使える」と表記。月齢の明記なし
月齢の記載なし コッコロ UVネイチャーガード 販売ページに月齢の明記なし

学会としての立場も割れています。日本小児皮膚科学会は「サンスクリーンは、小さい赤ちゃんから使うことができます。ベビー用や子ども用として販売されているものを購入してください」としている一方、アメリカ小児科学会は生後6ヶ月以降からの使用を勧めています。生後数ヶ月のうちは日陰・帽子・衣服を主役にして、どうしても日差しを避けられないときだけ薄く塗る、というのが両者の中間で現実的な線です。肌が弱い、湿疹が出ているといった心配があるときは、自己判断せずかかりつけの小児科や皮膚科に相談してください。

「いつまで」のほうに決まりはありません。5点とも大人まで同じものを使えます。トゥヴェールとFANCLは大人の顔用として売られている製品なので、むしろ親子兼用のしやすさが持ち味です。

買う前に決めておきたい5つのこと

  1. 何ヶ月の子に使うのか:前章の表のとおりです。ここが決まらないと候補は絞れません。生後1ヶ月の散歩デビューに使いたいなら、選べるのは実質アロベビーとanonebabyの2本です。
  2. 1mlあたりいくらか:日焼け止めは「もったいない」と思うと塗る量が減り、表示どおりの効果から遠ざかります。今回の5点は28.5円/ml〜66.0円/gと2.3倍の幅があります。惜しまず使える価格かどうかが、実はSPFの差より大きく効きます。
  3. どう落とすか:石けんやお湯で落ちるか、洗顔料で2度洗いが必要かは製品で違います。毎日のお風呂の手間に直結する部分です。
  4. 水遊びの予定があるか:ウォータープルーフを明記しているのは今回コッコロだけです。プールや水遊びが中心なら、ここは譲れません。
  5. 虫よけを兼ねるか、分けるか:アロベビー・anonebaby・コッコロは虫よけを兼ねます。ただし天然精油タイプの虫よけはディートやイカリジンのような有効成分を含まないため、法律上は医薬部外品ではなく、効き目の持続もおよそ2〜3時間と短めです。蚊が多い場所が主戦場なら、赤ちゃんの虫よけスプレー比較も見て、別に1本用意するほうが確実です。

比較表(人気5点)

価格・レビューは2026年8月25日に楽天市場で確認した値です。1mlあたり(1gあたり)は記載の価格と内容量から計算しています。

商品 目安価格 内容量 1ml(1g)あたり SPF/PA 使い始めの目安 楽天レビュー 向く人
アロベビー UV&アウトドアミスト(ALOBABY) 約2,277円 80ml 約28.5円 SPF38 PA+++ 生後0ヶ月 ★4.36(1,713件) 新生児期から使い、外遊びも想定する人
トゥヴェール マイルドUVミルク 約2,750円 50ml 約55.0円 SPF30 PA++ 記載なし ★4.12(1,086件) 親子で顔に使いたい人・保湿も兼ねたい人
anonebaby トータルアウトドアUV 約1,980円 50g 約39.6円 SPF20 PA++ 生後1ヶ月 ★4.42(1,044件) 虫よけ・大気の汚れまで1本で済ませたい人
コッコロ UVネイチャーガード 約2,585円 40g 約64.6円 SPF30 PA+++ 記載なし ★4.24(537件) プール・水遊びの予定がある人
FANCL 乾燥敏感肌ケア サンガード25 約1,980円 30g 約66.0円 SPF25 PA++ 生後6ヶ月 ★4.66(422件) 生後6ヶ月以降・乾燥が気になる肌の人

使い勝手の面も並べておきます。毎日繰り返し使うものなので、ここの差は後から効いてきます。

商品 紫外線吸収剤 ウォータープルーフ 虫よけ 落とし方 塗り直しの目安
アロベビー UV&アウトドアミスト 不使用 記載なし あり(天然由来のアウトドア対策) お湯で落とせる。専用クレンジング不要 2〜3時間おき
トゥヴェール マイルドUVミルク 不使用(散乱剤は酸化チタン) 記載なし なし 石けんで落とせる メーカーの記載なし
anonebaby トータルアウトドアUV 不使用(ナノ化成分も不使用) 記載なし あり(ラベンダー油・ハッカ葉油ほか) ぬるま湯で流しながらなでるだけ 2〜3時間ごと、香りが消えた頃
コッコロ UVネイチャーガード 不使用 あり あり(オーガニックアロマ) 石けんで落とせる メーカーの記載なし
FANCL サンガード25 不使用 記載なし なし 顔は洗顔料で2度洗い、体はボディソープで1度洗い メーカーの記載なし

1. アロベビー UV&アウトドアミスト(ALOBABY)|新生児から、いちばん惜しまず使える1本

特徴

  • 国産オーガニックのベビースキンケアブランド、アロベビーのUVミスト。100%天然由来成分で、合成紫外線吸収剤・ディート不使用
  • 新生児(生後0ヶ月)から子ども・大人まで使用可。SPF38 PA+++は、学会が海や山向けに挙げるSPF20〜40・PA++〜+++の範囲にきれいに収まります
  • 内容量80mlは今回の5点で最大。約28.5円/mlは最安で、次点のanonebaby(約39.6円/g)より約28%安く済みます
  • お湯で落とせて専用のクレンジングは不要。合成香料・合成着色料・アルコール・合成ポリマー・パラベン・シリコン・鉱物油・石油系界面活性剤が無添加
  • 公式が2〜3時間おきの塗り直しを明記。虫よけを兼ねる1本2役なので、夏のバッグの中身が1つ減ります

気になる点

  • ★4.36は今回の5点で3番目です。最も高いFANCL(★4.66)とは0.3ポイントの差があります。ただし母数は1,713件と5点で最多で、評価の安定感という意味ではこちらが上です。
  • ミストタイプは風のある屋外で狙いを外しやすいのが弱点です。顔まわりや、風の強い日は、いったん手のひらに出してからのばす使い方を覚えておくと無駄になりません。
  • ウォータープルーフの記載がありません。プールや長時間の水遊びが目的なら、この1本では心もとない場面があります。
  • 楽天の約2,277円は割引時の価格で、公式の通常価格は2,530円です。まとめ買いや定期購入の条件によって実際の負担は変わります。

口コミ・評判(楽天レビュー ★4.36/1,713件)

購入者レビューによると、支持の中心はベビースキンケアブランドとしての安心感と、伸びの良さです。すでにアロベビーのミルクローションを使っている家庭が、そのまま日焼け止めも揃える流れが目立ちます。1,713件という母数で★4.36を保っているのは、育児用品としては高い水準です。一方、低めの評価に出てくるのは、ミストが飛び散って使いにくいという声と、香りの好みが分かれるという声。手に取ってからのばす前提で考えておくと、期待とのズレが起きにくくなります。


2. トゥヴェール マイルドUVミルク|親子で顔に使う、セラミド入りの1本

特徴

  • SPF30 PA++で、日焼け止め成分は酸化チタン。紫外線吸収剤・石油系界面活性剤・合成着色料・合成香料・鉱物油・シリコンが不使用のノンケミカル処方
  • セラミドNG(セラミドの一種)配合。セラミドは肌の水分を挟み込んで保つ角層の成分で、乾燥しやすい肌の保湿目的で配合されています。スクワランや天然保湿ゲルも合わせ、日焼け止めというより保湿クリームに近い設計です
  • 50ml(約2ヶ月分)で2,750円。もともとは大人の顔用として売られている製品で、石けんで手軽に落とせると明記されています
  • 顔に使える設計なので、ママ・パパの日中のUVケアと兼用しやすいのが実用面の利点です

気になる点

  • 対象月齢の明記がありません。「赤ちゃんにも使える」とは書かれているものの、生後何ヶ月からという記載は見当たりません。新生児期から使う前提で探しているなら、月齢を明記しているアロベビーかanonebabyのほうが確実です。
  • 約55.0円/mlは今回で3番目に高く、アロベビーの約1.9倍です。体全体に毎日たっぷり塗る用途には、コスト面で向きません。顔や首など範囲を絞って使う商品と考えるほうが自然です。
  • ★4.12は今回の5点で最も低い平均です。1,086件という十分な母数の中での数字なので、合わない人が一定数いることは織り込んでおいてください。
  • 塗り直しの目安がメーカーサイトに書かれていません。学会が示す2〜3時間ごとを目安に考えることになります。

口コミ・評判(楽天レビュー ★4.12/1,086件)

購入者レビューによると、評価を集めているのは白浮きの少なさと、塗ったあとの肌の落ち着きです。ノンケミカル処方の日焼け止めは白くなりやすい傾向がありますが、その点で不満が出にくいことが★4.12という平均の土台になっています。低い評価に出てくるのは、伸びが重い、量のわりに価格が高いという声。顔用として範囲を絞って使うなら価格の印象は変わってきます。赤ちゃんの全身用に1本で済ませたいという買い方には向きません。


3. anonebaby トータルアウトドアUV|生後1ヶ月から、夏の外敵をまとめて1本で

特徴

  • SPF20 PA++は、学会が日常生活向けに挙げるSPF15〜20・PA++の目安にちょうど重なります。散歩や公園が中心なら過不足のない数値です
  • 生後1ヶ月の「初めてのお外デビュー」から大人まで使用可と公式が明記。紫外線吸収剤に加えて、肌の奥に入り込むナノ化成分も不使用としています
  • 日焼け止めに加えて虫よけ・PM2.5や黄砂への対策を1本でうたう多機能タイプ。虫よけにはラベンダー油・ハッカ葉油・ユーカリシトリオドラ油などの天然アロマを使い、ディートは不使用です
  • ぬるま湯で流しながらなでるだけで落とせるとされ、石けんも不要。50g(約1ヶ月分)で約1,980円=約39.6円/gと、今回で2番目に安く使えます
  • 使う量の目安が具体的です。生後6ヶ月の子で、クリームを出す長さが腕と足に5センチくらいずつ、顔に3センチくらい。塗り直しは2〜3時間ごと、または汗をかいた後と香りが消えたタイミング

気になる点

  • SPF20は今回の5点で最も低い数値です。学会の目安どおり日常向けであって、真夏の海や山、長時間の外遊びには物足りません。強い日差しの日は塗り直しの回数を増やすか、SPF30以上の1本と使い分けるのが現実的です。
  • 新生児期(生後0ヶ月)には使えません。退院直後や、生後1ヶ月健診より前から使いたい場合は候補から外れます。
  • 公式の通常価格は2,618円で、楽天の約1,980円はまとめ買いや割引が効いた価格です。定価で買い続ける前提だと、1gあたりの優位はかなり縮みます。
  • 虫よけは天然精油による働きなので、蚊が多い場所での持続は期待しすぎないほうが安全です。医薬部外品の虫よけとは別物と考えてください。

口コミ・評判(楽天レビュー ★4.42/1,044件)

購入者レビューによると、いちばん多い評価軸は「これ1本で済むこと」です。日焼け止めと虫よけを別々に塗る手間が消えることを挙げる声が中心で、★4.42は今回の5点で2番目に高い平均です。においが穏やかで子どもが嫌がらないという評価も目立ちます。一方で、虫よけとしての効き目には評価が分かれます。UVケアが主で、虫よけは「ないよりまし」という受け止め方をしておくと、実感とのズレが起きにくくなります。


4. コッコロ UVネイチャーガード|水遊びの日に選ぶなら、唯一のウォータープルーフ

特徴

  • SPF30 PA+++のウォータープルーフ処方。今回の5点で「水に強い」と明記しているのはこれだけで、プールや川遊びの日にはっきり役割があります
  • 日焼け止め・虫よけ・保湿の3つを兼ねるクリーム。紫外線吸収剤不使用のノンケミカル処方で、水・酸化チタン・酸化亜鉛などが主成分です
  • オーガニックアロマの精油をブレンドしたハーブ調の香りで虫を寄せつけにくくする設計。石けんで落とせるとされています
  • 40gとコンパクトで、お出かけバッグやプールバッグに常備しやすいサイズです

気になる点

  • 約64.6円/gと、今回で2番目に高い単価です。40gという少なさもあり、家族で全身に毎日使うにはコストがかさみます。水遊びの日用に絞って使うのが現実的です。
  • 対象月齢の明記が見当たりません。「ベビーから」と紹介されることが多い製品ですが、販売ページで生後何ヶ月からとは確認できませんでした。低月齢で使いたい場合は、月齢を明記している商品を選ぶほうが安心です。
  • ウォータープルーフは落としにくさと表裏一体です。石けんで落とせるとされていますが、水に強い処方であるぶん、洗い残しには他の4点より気を配る必要があります。
  • レビュー537件は今回で4番目の母数です。判断材料の量では、1,000件超の3点に見劣りします。

口コミ・評判(楽天レビュー ★4.24/537件)

購入者レビューによると、評価が集まっているのは水遊びでの落ちにくさと、虫よけを兼ねる手軽さです。夏のプールや川遊びを想定して買った家庭からの支持が中心で、★4.24という平均はその用途での満足度を映しています。一方、クリームタイプ特有の「伸ばすのに少し力がいる」という声もあります。動き回る子に急いで塗る場面ではミストのほうが速いので、日常の散歩用と水遊び用で分けて持つ買い方が無駄になりません。


5. FANCL 乾燥敏感肌ケア サンガード25|★4.66、乾燥しやすい肌に寄せた1本

特徴

  • ★4.66は今回の5点で最も高い平均です。422件という母数でこの水準を保っているのは、5点の中でも目立ちます
  • SPF25 PA++で、学会が日常生活向けに挙げる目安をわずかに上回る設定。顔と体の両方に使えます
  • 防腐剤・合成香料・合成色素・石油系界面活性剤・紫外線吸収剤を一切使っていない無添加処方。バリア機能が下がった乾燥肌向けに、高い保湿力で肌トラブルを防ぐことをうたっています
  • 生後6ヶ月以上から使用可と公式に明記。30gで1,980円、使用量の目安は顔と両腕でさくらんぼ大です

気になる点

  • 約66.0円/gと、今回でいちばん割高です。30gは顔と両腕に1日1回で約15日分という計算で、全身に毎日たっぷり使う用途には量が足りません。
  • 生後6ヶ月未満には使えません。新生児期・低月齢の散歩用として探しているなら、この1本は候補から外れます。
  • 開封後90日以内に使い切ることが推奨されています。防腐剤を使っていないぶん、去年の残りを翌シーズンに持ち越す使い方はできません。夏のあいだに使い切る前提で買う商品です。
  • 落とすのに手間がかかります。顔は洗顔料でていねいな2度洗い、体はボディソープで1度洗い(しっかり塗った場合は2度洗い)が案内されています。毎日のお風呂で洗いすぎになりやすい赤ちゃんの肌には、ここが負担になることもあります。

口コミ・評判(楽天レビュー ★4.66/422件)

購入者レビューによると、★4.66という高い平均を支えているのは塗ったあとの肌の落ち着きと、乾燥しにくさです。日焼け止めで肌がつっぱる、赤くなるといった経験がある人が、保湿力を理由に選び直しているケースが目立ちます。無添加化粧品ブランドとしての信頼を挙げる声も多く見られます。ただし、これは大人の敏感肌向け製品としての評価である点は読み替えて受け取ってください。赤ちゃんの全身用に1本で済ませる商品ではなく、生後6ヶ月以降の顔や手足に、範囲を絞って使う位置づけです。


やりがちな失敗

  1. 塗る量が少なすぎる:SPFの数値はメーカーの試験で決められた塗布量を前提にした値です。薄く塗ると表示どおりの効果からは遠ざかります。日本小児皮膚科学会は、顔ならクリームでパール粒大(7〜8mm)を手のひらに取ってのばし、同じ量をもう一度重ね塗りする方法を示しています。anonebabyは生後6ヶ月の子で、クリームを出す長さが腕と足に5センチずつ・顔に3センチ、FANCLは顔と両腕でさくらんぼ大が目安。「これで多すぎるかな」と思うくらいが適量です。
  2. 朝1回塗って終わりにする:汗をかいたりタオルで拭いたりすれば落ちます。学会も各メーカーも2〜3時間ごとの塗り直しを目安に挙げています。塗り直せる場面で使うのか、そもそも日陰で過ごすのかを先に決めておくと、必要な内容量も見えてきます。
  3. 去年の残りを翌シーズンに使う:FANCLは開封後90日以内が推奨で、防腐剤無添加の製品ほどこの期限は短くなります。夏のあいだに使い切れるサイズを選ぶほうが、結果的に無駄がありません。
  4. SPFの数値だけで比べる:前述のとおり、学会の目安は海や山でもSPF20〜40です。SPF50+を選んでも赤ちゃんの生活場面では過剰になりがちで、そのぶん落としにくさや肌への負担が増えることもあります。
  5. 虫よけと重ね塗りする順番を決めていない:日焼け止めと虫よけを別々に使う場合は、日焼け止めを先に塗り、乾いてから虫よけが一般的な順番です。順番が逆だと虫よけが薄まることがあります。1本で兼ねる商品を選べば、この悩みは消えます。
  6. いきなり全身に塗る:初めて使う製品は、目立たない部分に少量つけて様子を見てから範囲を広げるほうが安心です。赤みやかゆみが出たら使用をやめて洗い流し、症状が続くようなら自己判断せず、かかりつけの小児科や皮膚科に相談してください。

こんな人にはこれ

  • 生後0〜1ヶ月の散歩デビューから使いたい → アロベビー UV&アウトドアミスト(生後0ヶ月から)
  • とにかく惜しまず全身に塗りたい・コスト重視 → アロベビー UV&アウトドアミスト(約28.5円/ml)
  • プール・水遊びの予定がある → コッコロ UVネイチャーガード(唯一のウォータープルーフ)
  • 虫よけも1本にまとめて荷物を減らしたい → anonebaby トータルアウトドアUV(天然アロマの虫よけ兼用)
  • 散歩・買い物が中心で、数値は控えめでいい → anonebaby トータルアウトドアUV(SPF20 PA++)
  • ママ・パパと顔を兼用したい・保湿も欲しい → トゥヴェール マイルドUVミルク(セラミド配合)
  • 生後6ヶ月以降で、乾燥や肌荒れが気になる → FANCL 乾燥敏感肌ケア サンガード25(★4.66)
  • お風呂での落としやすさを最優先したい → アロベビー(お湯のみ)または anonebaby(ぬるま湯のみ)

よくある質問

Q. 赤ちゃんの日焼け止めは何ヶ月から使える?
A. 商品によって違います。今回の5点ではアロベビーが生後0ヶ月、anonebabyが生後1ヶ月、FANCLが生後6ヶ月以上で、残る2点は月齢の明記がありません。日本小児皮膚科学会は「小さい赤ちゃんから使うことができる」としていますが、アメリカ小児科学会は生後6ヶ月以降を勧めています。低月齢のうちは日陰・帽子・衣服を主役にして、避けられないときだけ薄く塗る使い方が無難です。

Q. SPFはどのくらいの数値を選べばいい?
A. 日本小児皮膚科学会の目安は、日常生活でSPF15〜20・PA++、海や山でSPF20〜40・PA++〜+++です。赤ちゃん用ならSPF40あたりが上限と考えて差し支えありません。今回の5点はSPF20〜38で、いずれもこの範囲に収まっています。

Q. 日焼け止めはどのくらいの頻度で塗り直せばいい?
A. 学会もメーカーも2〜3時間ごとを目安に挙げています。汗をかいた後、タオルで拭いた後、水遊びの後は、時間に関係なく塗り直してください。anonebabyは「天然アロマの香りが消えたタイミング」も目安に挙げています。

Q. 落とすときはどうすればいい?
A. これも製品差が大きい部分です。アロベビーはお湯だけ、anonebabyはぬるま湯でなでるだけ、トゥヴェールとコッコロは石けん、FANCLは顔なら洗顔料で2度洗いが案内されています。赤ちゃんの肌はこすりすぎ・洗いすぎで荒れやすいので、落とすのが簡単なタイプを選んでおくと毎日が楽になります。

Q. 虫よけと日焼け止め、1本で兼ねても大丈夫?
A. 兼用タイプは荷物が減る反面、天然精油による虫よけは医薬部外品ではなく、持続もおよそ2〜3時間と短めです。日焼け止めが主で、虫よけは補助と考えてください。蚊が多い場所が主戦場なら、虫よけスプレーの比較を参考に別に用意するほうが確実です。

Q. 日焼け止めを塗ると、ビタミンDが足りなくなりませんか?
A. 母子健康手帳から「日光浴」の記載が「外気浴」に変わった1998年の背景として、通常の育児環境ではビタミンDが不足しにくいことが分かってきた点が挙げられています。ただしビタミンDは食事と日光の両方から得られるもので、心配な場合は自己判断で日光浴を増やすのではなく、かかりつけの小児科に相談するのが安全です。

Q. 大人用の日焼け止めを赤ちゃんに使ってもいい?
A. 大人用は紫外線吸収剤を使った製品が多く、赤ちゃんの肌には刺激になることがあります。ベビー用・子ども用として売られているノンケミカル処方のものを選ぶほうが安心です。逆に、今回のトゥヴェールとFANCLのように大人用でノンケミカル処方の製品を親子で兼用する使い方は、月齢の条件を守れば成り立ちます。

Q. 塗った後に肌が赤くなったらどうする?
A. 様子を見続けず、使用を中止して洗い流してください。症状が続く場合は自己判断せず、かかりつけの小児科や皮膚科に相談しましょう。湿疹が出やすい時期の肌の手入れは乳児湿疹はいつまで続く?もあわせてどうぞ。

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まとめ

赤ちゃんの日焼け止め選びは、SPFの数字を競わせる作業ではありません。学会の目安が海や山でもSPF20〜40である以上、今回の5点はいずれも日常の外出には十分な数値です(真夏の海や山まで想定するなら、SPF30以上の3点から選ぶと安心です)。差がつくのは、使い始められる月齢・1mlあたりの価格・落とし方の3点です。

生後0ヶ月から使えて、80mlで約28.5円/ml、お湯だけで落とせるアロベビー UV&アウトドアミストが、いちばん多くの家庭に当てはまる1本。水遊びが多いならコッコロ、虫よけまで1本で済ませたいならanonebaby、親子で顔に使いたいならトゥヴェール、生後6ヶ月以降で乾燥が気になるならFANCLという住み分けになります。

そして日焼け止めより先に効くのは、午前10時から午後2時を避けることと、つば7センチの帽子です。塗ることに気を取られすぎず、この2つを土台にして夏のお出かけを組み立ててみてください。

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