おむつポーチのおしりふき内蔵タイプ比較5選|取り出し口の大きさ・重さ・洗えるかで選ぶ【2026】

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この記事の結論

おむつポーチのおしりふき内蔵タイプを選ぶとき、実際に毎日の差になるのは見た目でも容量でもなく、おしりふきの取り出し口の大きさ汚れたときに洗えるかどうかの2点です。今回比べた5点は、取り出し口の寸法を公表している3点だけでも縦2.5×横4cmから縦13×横8cmまで開きがあり、洗濯についても「丸洗い不可」から「洗濯機OK」まで正反対に分かれました。

先に結論を書きます。

  • 迷ったらEQLITURE おむつポーチ M。おしりふき内蔵ポーチとしては珍しくレビューが1,000件を超えて検証されており、重さを公表している製品の中では最軽量の約107g、おしりふきのフタも付属します。ただし丸洗いはできません
  • 汚れる前提で使いたい/使用済みおむつも一緒に持ち帰りたいならchamo 両開きおむつポーチ。今回の5点で洗濯機OKと明記されているのはこれだけで、使用済み用のポケットも分かれています。
  • 旅行・帰省で着替えまで一緒に運ぶならkukka ja puu 圧縮できるおむつポーチ。奥行が約16cm→約7cmまで縮みます。

おむつ本体そのものの選び方は新生児テープタイプのおむつ比較にまとめてあるので、まだ銘柄が決まっていない方はそちらから読むと全体像がつかめます。この記事は、そこから一歩進んで「外に持ち出すときの入れ物」に絞った話です。

「おしりふき内蔵」とはどういう状態か

おむつポーチの商品説明でよく見るおしりふき内蔵(おしりふき一体型)とは、ポーチの中におしりふき専用のポケットがあり、ポーチを開けなくても外側の穴から1枚ずつ引き出せる状態を指します。おしりふきの袋そのものをポケットに入れ、ポーチ側の穴(取り出し口)と袋の取り出し口を重ねて使う仕組みが一般的です。

これに対して、おむつだけを入れるポーチと、おしりふきを入れるおしりふきケースを別々に持つ方法もあります。内蔵タイプの利点は、片手が赤ちゃんでふさがっている状態でも、ポーチを開ける手間なくおしりふきを引き出せることです。反対に弱点は、おしりふきの厚みや袋の大きさに相性があり、手持ちのおしりふきが入らない・穴の位置が合わないということが起こりうる点です。

もうひとつ、フタという言葉も出てきます。おしりふきの袋の口に貼りつけて開け閉めするプラスチックのフタのことで、乾燥を防ぐために使います。ポーチに付属する製品と、市販のフタを別に買って貼る製品があります。

おしりふき内蔵のおむつポーチの選び方

1. おしりふきの取り出し口の大きさ

いちばん見落とされがちで、いちばん毎日に効くのがここです。取り出し口が小さいと、おしりふきの袋をポケットに入れて穴の位置を合わせる作業が細かくなり、詰め替えのたびに手こずります。逆に大きければ、袋ごと入れて上から押し込むだけで位置が決まります。

今回の5点で寸法を公表しているのは3点で、EQLITUREが横約4cm×縦約2.5cm、chamoが横約8cm×縦約4.5cm、kukka ja puuが縦約13cm×横約8cmでした。同じ「おしりふき内蔵」でも、面積で見ると10倍以上の差があることになります。

ただし、小さいことが一方的に悪いわけではありません。穴が小さいほど中の乾燥や漏れは起きにくく、大きいほど詰め替えは楽になります。詰め替えのしやすさを取るか、乾燥しにくさを取るかという交換条件だと考えてください。

2. 市販のフタが貼れる規格かどうか

おしりふきの乾燥を防ぐフタを使うつもりなら、対応規格の確認が必要です。EQLITUREは専用の「フタポン」が付属するので買い足しは不要です。kukka ja puuは粘着部分が12×8cm以内の市販フタに対応と明記されています。手持ちのフタを流用したい場合は、この寸法を先に測っておくと失敗がありません。

3. おむつが何枚入るか

意外なことに、枚数を公表している製品は多くありません。今回の5点で明記していたのはchamoだけで、おむつのBIGサイズ約6枚+おむつ替えシート1枚+おしりふき1個+夏用の着替え上下1組+ポリ袋4枚、着替えを入れない場合はBIGサイズ約8枚+新品のおしりふきが目安とされています。

他の製品は内寸から判断することになります。おむつはサイズが上がるほど厚く大きくなるので、新生児期にちょうどよかったポーチが、パンツタイプに移るころには足りなくなるという点は頭に置いておいてください。テープタイプからパンツタイプへの切り替え時期についてはパンツタイプおむつの比較でも触れています。

4. 重さ

ポーチ単体の重さは軽視されがちですが、マザーズバッグの中身は全部合わせると数kgになります。重さを公表している3点は約107g(EQLITURE、フタは別に約33g)/約130g(kukka ja puu)/約310g(chamo)で、いちばん軽いものと重いものでおよそ3倍の差がありました。chamoが重いのは、シートベルト素材や2層構造など丈夫さに振っているためで、単純な優劣ではありません。

5. 洗えるか、拭けるか

おむつポーチは汚れます。ここは製品によって考え方が正反対でした。

  • 洗濯機で洗える:chamo(洗濯ネット使用)
  • 手洗い・弱洗いまで:kukka ja puu(40℃まで、タンブラー乾燥・漂白は不可)
  • 丸洗い不可、拭き取りで対応:EQLITURE(洗濯機・手洗いとも不可と明記)、Colulu、TEES FACTORY occhi(いずれも合成皮革系で表面を拭ける)

布で洗える方が清潔に保ちやすい一方、合成皮革は水分がしみ込みにくく、その場でサッと拭けるという良さがあります。「汚れたら洗いたい人」と「汚れたら拭きたい人」で選ぶ製品が変わると考えると分かりやすいはずです。

6. 使用済みおむつをどうするか

外出先には、おむつを捨てられるゴミ箱がない場所も多くあります。使用済みを持ち帰る前提なら、きれいなおむつと分けて入れられる構造があると助かります。今回はchamoだけが、おしりふき収納の裏側に使用済み用のポケットを持つ2層構造でした。ただし商品説明にも完全密閉・防臭仕様ではないため、使用済みおむつはビニール袋に入れて収納するようにと明記されています。においを本気で抑えたいなら、防臭袋との併用が前提です。

比較表:おしりふき内蔵のおむつポーチ5点

価格・レビューは2026年8月時点の楽天市場の掲載値です。「—」は公表がないことを示します。

製品 価格 楽天レビュー 本体サイズ 重さ 取り出し口 洗えるか 向く人
EQLITURE おむつポーチ M 2,874円 ★4.25/1,725件 おむつ部 横24×縦13×奥行8cm+おしりふき部 横24×縦11×奥行5cm 約107g(フタ約33g) 横約4×縦約2.5cm 丸洗い不可(軽撥水・拭き取り) 軽さ重視。フタ込みで完結させたい人
chamo 両開きおむつポーチ 2,280円 ★4.51/74件 縦約16×横約24×幅約10cm 約310g 横約8×縦約4.5cm 洗濯機OK(ネット使用) 汚れたら洗いたい人。使用済みを持ち帰る人
kukka ja puu 圧縮できるおむつポーチ 2,640円 ★4.42/84件 圧縮前 縦25×横16×奥行16cm→圧縮後 奥行7cm 約130g 縦約13×横約8cm 手洗い・弱洗い(40℃まで) 旅行・帰省。着替えもまとめたい人
Colulu おむつポーチ 2,480円 ★4.51/136件 通常 縦14×横25×奥行9cm→ワイド時 奥行18cm 拭き取り(合成皮革) 普段は小さく、必要な日だけ増やしたい人
TEES FACTORY occhi 4,040円 ★4.60/166件 縦19×横31×厚さ(底)5cm、持ち手14cm 拭き取り(PVCレザー) 見た目重視。パパも持つ人。出産祝い

表から読み取れることを3つだけ。

ひとつは、レビュー件数の差が非常に大きいことです。EQLITUREの1,725件に対し、他の4点は74〜166件です。母数が10倍以上違う平均どうしを並べても比較にはならないので、EQLITUREの★4.25と他の★4.4〜4.6は、そのまま優劣として読まないほうがよい数字です。件数が桁違いに多いということは、それだけ多くの家庭で使われているという意味でもあります。

ふたつめは、容量の増やし方が2方向あることです。Coluluは通常時の奥行9cmをファスナーで18cmまで広げる「拡張型」、kukka ja puuは奥行16cmを7cmまで縮める「圧縮型」です。どちらも可変ですが、普段どちらの状態でいたいかが違います。

みっつめは、価格の幅です。2,280円から4,040円と1.8倍近く開きます。高いocchiは日本の職人による国内製造と名入れ対応が価格に含まれており、機能ではなく仕立てとギフト用途に効く差です。

EQLITURE おむつポーチ M——迷ったらこれ

特徴

  • おむつ収納部(横24×縦13×奥行8cm)とおしりふき収納部(横24×縦11×奥行5cm)が分かれた二層構造で、水分移りを避けられる
  • おしりふきのフタ「フタポン」が付属し、最後の1枚まで乾燥しにくい。フタ込みでも合計約140g
  • スナップボタン式の持ち手でベビーカーに掛けられ、背面ポケットにビニール袋をストックできる
  • 消臭・防臭効果をうたう無機消臭剤入りのタグ(実用新案登録済みの「デオドラントネームR」)を内蔵

メリット

軽さが第一の理由です。本体約107gは、今回重さを公表している3点の中で最軽量でした。おむつ数枚とおしりふきを入れて2kg前後になるマザーズバッグの中で、100g台前半のポーチは負担になりにくい部類です。

もうひとつは、フタが最初から付いてくること。おしりふき内蔵タイプは「乾燥しないか」が最大の不安点なので、規格の合うフタを別に探さずに済むのは実用面で大きい利点です。ビニール袋を入れておける背面ポケットも、外出先で「袋を忘れた」となりがちな場面に効きます。

注意点

丸洗いができません。商品ページには洗濯機・手洗いとも控えるようにと明記されています。軽撥水であって防水ではないので、中で液体がこぼれた場合は拭き取りでの対応になります。汚れたら洗ってリセットしたい人には向きません。

また、おしりふきの取り出し口が横約4×縦約2.5cmと、寸法を公表している3点の中ではもっとも小さくなっています。詰め替えのときに袋の口と穴を合わせる作業が細かくなる可能性があります。

素材は柄入り(表地コットン100%+PVC加工、日本製生地)と無地(ナイロン100%裏面PVCラミネート、中国製)で構成が異なるので、購入前にどちらの生地か確認しておくと想像とのずれが減ります。

口コミ・評判(楽天レビュー ★4.25/1,725件)

購入者レビューによると、★4.25という数字は今回の5点の中ではもっとも低い平均です。ただし件数が1,725件と桁違いに多く、他の4点(74〜166件)とは母数が10倍以上違います。母数がこれだけ違う平均どうしを横並びに置いても、比較としては成り立ちません。むしろ、おしりふき内蔵という限られたジャンルでこれだけの件数が積み上がっている製品は他になく、選択肢としての実績は今回いちばんです。

chamo 両開きおむつポーチ——洗えて、使用済みも分けられる

特徴

  • 見開きに開く両開き設計で、おむつとおしりふきを同時に取り出せる
  • おしりふき収納の裏側に使用済みおむつ用のポケットがある2層構造
  • 付属ストラップでベビーカーや車のヘッドレストに吊り下げられる
  • 高密度ナイロン+シートベルト素材で、洗濯ネットを使えば洗濯機で洗える

メリット

今回の5点で、洗濯機で洗えると明記されている唯一の製品です。おむつポーチは中身の性質上どうしても汚れるものなので、洗ってリセットできることは衛生面でそのまま利点になります。

もうひとつの強みが使用済みおむつ用のポケット。公共のおむつ替え台にゴミ箱がない施設は珍しくなく、持ち帰りが前提の場面は必ず来ます。きれいなおむつと同じ空間に入れずに済む構造は、ここで効きます。

容量の目安が具体的に公表されている点も、比較する側としては信頼できる材料です(BIGサイズ約6枚+替えシート+おしりふき+夏用の着替え上下+ポリ袋4枚、着替えなしならBIG約8枚)。自立するので、狭いおむつ替え台でも倒れて中身が落ちにくくなっています。

注意点

約310gと、重さを公表している3点の中ではいちばん重い製品です。最軽量のEQLITURE(約107g)の3倍近くあります。丈夫さと引き換えなので納得できる重さではありますが、荷物を1gでも減らしたい人には不利です。

また、商品説明に明記されているとおり完全密閉・防臭仕様ではありません。使用済みおむつはビニール袋(できれば防臭袋)に入れてから収納する前提で考えてください。撥水・防汚であって防水ではない点も同様です。

厚みのあるおしりふきは収納しにくい場合がある、という注意書きもあります。大容量タイプのおしりふきを使っている場合は、枚数を減らして厚みを調整する必要があるかもしれません。

口コミ・評判(楽天レビュー ★4.51/74件)

購入者レビューによると★4.51と高めですが、件数は74件と今回いちばん少なく、評価はまだ定まりきっていない段階と見るのが妥当です。実績の厚みを重視するならEQLITURE、機能の方向性で選ぶならこちら、という整理になります。

kukka ja puu 圧縮できるおむつポーチ——旅行・帰省の荷物を減らす

特徴

  • ファスナーを閉めるだけで奥行が約16cm→約7cmに縮む圧縮構造
  • 縦25×横16cmの縦型で、おむつだけでなく着替えもまとめて入る
  • おしりふきの取り出し口が縦約13×横約8cmと大きく、市販フタは粘着部分12×8cm以内に対応
  • 約130gと軽量。内側にギャザーポケット、持ち手20cm、フタ部分はマグネット式

メリット

取り出し口の大きさが、寸法を公表している3点の中ではいちばんです。縦13×横8cmあるので、おしりふきの袋をそのまま入れて位置を合わせるのが簡単で、詰め替えのストレスが小さくなります。市販フタの対応寸法まで明記されているのも親切です。

圧縮機能は、日常より旅行・帰省で価値が出ます。行きは着替えとおむつを詰めて膨らんだ状態、現地で中身が減ったら圧縮して小さく、という使い分けができるので、荷物の総量が読めない移動に向いています。空気を抜く作業が要らず、ファスナーを閉めるだけという手軽さも実用的です。

注意点

洗濯は手洗いまたは弱洗いで40℃まで、タンブラー乾燥・漂白・アイロン・ドライクリーニングはいずれも不可です。洗濯機に放り込みたい人には向きません。

また、商品ページにはポーチの大きさの7割程度を目安に、ファスナーがスムーズに閉じられる量に調節して使うよう書かれています。圧縮できるからといって限界まで詰めると、ファスナーに負担がかかるということです。フタ部分にマグネットを使っているため、磁気の影響を受けるものを近づけない配慮も必要です。

縦型なので、横長のマザーズバッグに入れると収まりが悪い場合があります。バッグの形との相性は事前に想像しておくと安心です。

口コミ・評判(楽天レビュー ★4.42/84件)

購入者レビューによると★4.42で、件数は84件です。今回の5点の中では中間的な位置づけになります。件数がまだ少ないため、平均値はこれから動く可能性があります。

Colulu おむつポーチ——普段は小さく、必要な日だけ倍にする

特徴

  • ファスナーを開くと奥行が9cm→18cmに広がり、容量がおよそ2倍になる拡張構造
  • 表地はPVC・PU・ポリエステルの合成皮革で、表面の汚れを拭き取れる
  • キルティングデザインで、ポーチ単体で持ち歩いても違和感が出にくい
  • 購入日から1年間の保証と、30日間の返品保証が付く

メリット

kukka ja puuとは逆方向の可変です。普段は縦14×横25×奥行9cmのコンパクトな状態で持ち、荷物が増える日だけ広げるという使い方ができます。近所の買い物中心の生活で、たまに長時間の外出がある——という人の実態に合いやすい構造です。

合成皮革なので、うっかりミルクや水がついても表面を拭けば済みます。スマホや小さめの財布も入るため、おむつが取れた後にも普通のポーチとして使いやすい点は、長く使いたい人には効いてきます。

1年保証と30日間の返品保証が付いている点も、ネット購入で実物を確認できない不安をある程度埋めてくれます。

注意点

重さとおしりふき取り出し口の寸法が公表されていません。合成皮革は布より重くなりやすい素材なので、軽さを最優先する場合は判断材料が足りない状態だと理解しておいてください。取り出し口についても、手持ちのおしりふきとの相性は届いてから確認することになります。

また、合成皮革(PVC・PU)は経年で表面が劣化しやすい素材でもあります。長く使うつもりなら、直射日光や高温を避けた保管が無難です。

口コミ・評判(楽天レビュー ★4.51/136件)

購入者レビューによると★4.51で136件と、chamoと同じ平均・より多い件数です。今回の5点の中では、実績と評価のバランスが取れた位置にあります。

TEES FACTORY occhi——日本製レザーで、大人が持ちたくなる1つ

特徴

  • 外生地にSINCOL社製のPVCレザー、中生地に国産ポリエステル100%を使った日本製
  • 縦19×横31×厚さ(底)5cmの薄型クラッチ形状で、持ち手14cm付き
  • 抗菌・防臭仕様、名入れとギフトラッピングに対応
  • おしりふき内蔵、吊り下げ可能

メリット

日本の職人による国内縫製と明記されているのは、今回の5点ではこれだけです。価格は4,040円ともっとも高いですが、その差は機能ではなく仕立てと生産地、そして名入れ対応にあります。

形状も他の4点と違います。厚さ5cmの薄型クラッチで、キャラクターや淡い色に寄っていない見た目なので、パパが持っても違和感が出にくいという設計思想です。商品開発の経緯にも「おむつポーチ以外に使い道がない」「パパママが持ってオシャレなデザインにしたかった」という問題意識が書かれています。おむつが外れた後に通常のクラッチバッグとして使い続けられるのは、この形だからこその利点です。

出産祝いとして贈る用途では、名入れ刺繍とラッピングに対応している点が実際に効きます。

注意点

商品ページに正直に書かれている点として、PVCレザーは素材の性質上、染料のにおいがする個体があるとされています。数日の使用や陰干しで気にならなくなるとの説明ですが、届いてすぐ使いたい場合は想定しておいたほうがよいでしょう。

また、重さとおしりふき取り出し口の寸法は公表されていません。厚さ(底)5cmという薄型形状は、かさばらない代わりにおむつを重ねて厚く詰める使い方には向きません。パンツタイプの大きめサイズを何枚も入れたい段階では、容量が足りなく感じる可能性があります。新生児から使い始めて、おむつが大きくなったら別のポーチに移る、という前提で選ぶと後悔が少ないはずです。

口コミ・評判(楽天レビュー ★4.60/166件)

購入者レビューによると★4.60は今回の5点で最高の平均です。件数は166件で、EQLITUREには及ばないものの、chamoやkukka ja puuよりは積み上がっています。ただしこの製品は見た目やギフト用途で選ばれる比重が大きく、★の高さがそのまま収納力の評価とは限りません。機能面は上の寸法情報と合わせて判断してください。

ベビーカーのハンドルに掛けるのは避ける

今回の5点のうち4点が、ベビーカーへの吊り下げに対応しています。便利な機能ですが、掛ける場所には注意が必要です。

国民生活センターの調査(2019年12月12日公表)によると、ベビーカーのハンドルに荷物を掛けたことで転倒・バランスを崩し、乳幼児がけがをした事例が2014年度以降の約5年間で少なくとも24件寄せられています。同センターの商品テストでは、乳児ダミー人形を乗せたベビーカーに3kgの荷物をハンドルに掛けると、登り方向で転倒する傾斜角度が約17〜27度から約1〜12度まで下がりました。

おむつポーチ単体は数百グラムなので、3kgの荷物と同じ危険度ではありません。ただし、掛かる重量が増えるほど転倒しやすくなるという関係そのものは変わりません。荷物は座席下のカゴに入れるのが基本で、吊り下げ機能はおむつ替え台の脇や車のヘッドレストなど、ベビーカーのハンドル以外の場所で活かすと考えてください。カゴが足りない場合は、ベビーカー収納バッグ・アンダーバッグで座席下の収納そのものを増やすほうが安全です。

選ぶときの失敗・注意点

1. 「撥水」を「防水」だと思い込む

今回の5点はいずれも撥水・軽撥水どまりで、完全防水をうたう製品はありませんでした。EQLITUREは「軽撥水(完全防水ではありません)」、chamoは「撥水・撥油・防汚効果/防水加工ではございません」と明記しています。ポーチの中で液体がこぼれれば、中身は濡れます。着替えや母子手帳を一緒に入れるなら、その中でさらにジッパー袋に入れておくのが確実です。

2. 手持ちのおしりふきとの相性を確認しない

おしりふき内蔵タイプで最も起こりやすいつまずきがこれです。大容量タイプのおしりふきは厚みがあり、ポケットに入りきらないことがあります(chamoは商品ページで明確に注意しています)。市販のフタを使う予定なら、粘着部分の寸法も確認が必要です(kukka ja puuは12×8cm以内)。今使っているおしりふきの袋のサイズと厚みを測ってから選ぶのが、いちばん確実な失敗回避です。おしりふき自体の選び方はおしりふきの比較にまとめています。

3. 「大は小を兼ねる」で大きすぎるものを選ぶ

おむつポーチはマザーズバッグの中に入れて使うことがほとんどです。ポーチ単体で見て「大きくて安心」と思っても、バッグに入らなければ意味がありません。先にマザーズバッグの内寸を測り、それに収まる範囲で選ぶという順番にしてください。バッグ側から見直したい場合はマザーズバッグの比較も参考になります。

なお、外出先のおむつ替え台に直接寝かせるのが気になる場合は、おむつ替えシートを併用すると安心度が上がります。折りたためる薄手のものなら、今回のポーチにも一緒に入ります。

タイプ別まとめ:あなたに合うのはどれ

こんな人 おすすめ 理由
とにかく荷物を軽くしたい EQLITURE おむつポーチ M 本体約107g。重さの公表値では最軽量。フタも付属して買い足し不要
汚れたら洗ってリセットしたい chamo 両開きおむつポーチ 洗濯ネット使用で洗濯機OKと明記されているのは今回これだけ
ゴミ箱のない外出先が多い chamo 両開きおむつポーチ 使用済みおむつ用ポケットが分かれた2層構造
旅行・帰省で着替えも運ぶ kukka ja puu 圧縮できるおむつポーチ 奥行16cm→7cmに圧縮。取り出し口も公表値では最大
普段は小さく、たまに大きく使いたい Colulu おむつポーチ 奥行9cm→18cmに拡張できる
パパも持つ/出産祝いに贈る TEES FACTORY occhi 日本製の薄型レザークラッチ。名入れ対応
実績の多さで安心して選びたい EQLITURE おむつポーチ M レビュー1,725件と他の4点より1桁多い

よくある質問

Q. おむつは何枚くらい入りますか?

枚数を公表しているのは今回5点のうちchamoだけで、おむつのBIGサイズ約6枚+おむつ替えシート1枚+おしりふき1個+夏用の着替え上下1組+ポリ袋4枚、着替えを入れなければBIG約8枚+新品のおしりふきが目安とされています。他の製品は内寸から判断することになります。おむつはサイズが上がるほど厚くなるため、新生児サイズで数えた枚数はそのまま当てになりません。長く使う前提なら、今の枚数にやや余裕を持たせておくと安心です。

Q. おしりふきは袋ごと入れるのですか?詰め替えは必要ですか?

多くの製品は袋ごと専用ポケットに入れ、ポーチ側の取り出し口と袋の口を重ねて使う方式です。中身だけを移し替える必要は基本的にありません。ただし、大容量タイプは厚みで入らないことがあるため、枚数を減らして調整する必要が出る場合があります。

Q. おしりふき内蔵タイプと、ポーチ+おしりふきケースを別々に持つのは、どちらがいいですか?

片手が赤ちゃんでふさがる場面が多いなら内蔵タイプが有利です。ポーチを開ける動作が一つ減ります。一方、おしりふきを車・自宅・外出用と複数箇所に置いている家庭や、ポーチのサイズを小さくしたい場合は別々のほうが融通が利きます。別々にする場合の選択肢はおしりふきケースの比較にまとめています。

Q. いつからいつまで使えますか?

新生児期から使えます。終わりはおむつが外れるタイミング(おおむね2〜4歳)ですが、その前に容量が足りなくなって買い替えるケースもあります。合成皮革のクラッチ型(occhi、Colulu)は、おむつ卒業後も普通のポーチとして使い続けやすい形状です。トイレトレーニングの進め方はおむつはずれの進め方を参考にしてください。

Q. においが気になります。使用済みおむつを入れても大丈夫ですか?

消臭・抗菌をうたう製品(EQLITURE、occhi)はありますが、今回の5点はいずれも完全密閉・防臭仕様ではありません。使用済みおむつを入れる場合は、防臭袋やビニール袋に入れてからポーチに収納するのが前提です。chamoの商品ページにも同じ注意書きがあります。ポーチ側の消臭機能は「多少やわらげるもの」と考え、袋のほうで対策するのが現実的です。

まとめ

おしりふき内蔵のおむつポーチは、どれも「おむつとおしりふきを一つにまとめる」という同じゴールを目指していますが、そこへの道筋は製品ごとにはっきり違いました。寸法を公表している範囲でも、取り出し口は縦2.5cmから縦13cmまで、重さは約107gから約310gまで開き、洗濯は「不可」から「洗濯機OK」まで正反対に分かれます。

軽さと実績で選ぶならEQLITURE おむつポーチ M洗えることと使用済みおむつの扱いで選ぶならchamo 両開きおむつポーチ旅行や帰省で荷物量が読めないならkukka ja puu 圧縮できるおむつポーチ。この3つの軸のどれが自分の生活に近いかを決めれば、迷う範囲はかなり狭まります。

そして、買う前に一度だけやっておいてほしいことがあります。今使っているおしりふきの袋の大きさと厚み、そしてマザーズバッグの内寸を測ること。おしりふき内蔵タイプの失敗のほとんどは、この2つの確認で防げます。

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