出産準備リスト完全版|最低限そろえる物と、後から買えばいい物

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結論:出産準備リストは「退院までに要る物」と「産後でいい物」に分ける

出産準備リストを前にして手が止まるのは、必要そうに見える物が多すぎるからです。ただ、退院の日までに本当に無いと困る物は、実はそれほど多くありません。

最初のひとつを挙げるなら、チャイルドシートです。車で退院するなら、その日の朝までに取り付けが終わっている必要があります。6歳未満の子どもを車に乗せるときの使用は道路交通法で運転者の義務とされていて(第71条の3第3項)、違反すると反則金はないものの違反点数1点が付きます。他の物は「無ければ翌日届く」で何とかなりますが、これだけは当日に代わりが利きません。車を使わない家庭なら、代わりに最優先になるのは抱っこ紐です。1か月健診の行き帰りで必ず使います。

買う順番は、次の4段階で考えると迷いません。

  1. チャイルドシート(車を使うなら)/抱っこ紐(使わないなら)
  2. 赤ちゃんが寝る場所(安全に直結するので妥協しない)
  3. 肌着・おむつ・おしりふきなど、毎日減っていく物
  4. それ以外は産まれてから買い足す

この記事では、退院までに要る物を数量と価格の目安つきで並べ、費用の合計、産後に回していい物、状況別の優先順位、やりがちな失敗までをまとめます。大物を除けば、最低限は3万〜5万円弱で始められます。

出産準備はいつから始める?時期別のスケジュール

体調が落ち着き、おなかもまだ大きくなりすぎていない妊娠7〜8か月ごろが購入の中心です。ただ、大物の下調べだけは早めに始めておくと、体がつらい時期に慌てずに済みます。

時期 やること
妊娠5〜6か月ごろ 産院からもらう入院準備リストを確認/チャイルドシートと寝る場所の下調べ/もらえる物・借りられる物を親族に確認
妊娠7〜8か月ごろ 大物を購入・注文(納期が数週間かかる商品もあります)/肌着やおむつなど消耗品をそろえる
妊娠9か月ごろ 衣類の水通し/入院バッグの準備/チャイルドシートを車に取り付けて練習
妊娠10か月ごろ 寝る場所とおむつ替えの動線を作る/不足分をネットで注文できるようリスト化
産後 実際に使ってから買い足す(多くの物はここで十分間に合います)

水通し(すいとおし)とは、新品の衣類を着せる前に一度洗っておくことです。製造や保管の過程で付いた汚れやほこりを落とし、生地をやわらかくする目的で行われます。洗剤なしの水洗いでも、赤ちゃん用の洗剤を使ってもかまいません。晴れた日を選びたいので、9か月ごろに余裕をもって済ませておくと安心です。

なお、里帰り出産をする場合は買う場所と運ぶ量が変わります。荷物は最小限にして現地調達するのが基本なので、里帰り出産の準備もあわせて確認してください。

まず決める大物3つと、その優先順位

1. チャイルドシート:退院日から必要になる唯一の物

車で退院するなら、これだけは前倒しで用意します。取り付けに手間取ると出発できないので、妊娠9か月ごろに一度取り付けてみるところまでを準備に含めてください。

警察庁とJAFが2025年5月10日〜6月14日に全国99か所で行った合同調査では、6歳未満の使用率は82.4%(前回比4.2ポイント増)で過去最高でしたが、それでもおよそ6分の1は使っていない状況でした。さらに、正しく取り付けられていたのは74.8%、正しく着座できていなかった子どもは44.4%にのぼります。買って載せるだけでは足りず、説明書どおりに固定できているかまで確かめておきたい、ということです。

選ぶときは次の2点だけ先に決めておくと絞れます。

  • 固定方法ISOFIX(アイソフィックス。車体側の金具に直接カチッと留める方式で、シートベルトで巻いて固定するより取り付けミスが起きにくい)に対応した車かどうか。取扱説明書か座席の付け根のマークで確認できます
  • 基準:2023年9月から新しい安全基準R129へ完全に移行しています。体重ではなく身長でサイズを選び、生後15か月までは後ろ向きで使うことが求められる基準で、側面衝突の試験も加わりました

価格の目安は、回転式でR129に適合したもので2万〜2万5,000円台から。国内外の有名ブランドだと4万円前後が中心です(楽天市場でレビュー数の多い順に見た2026年8月時点の実勢)。詳しくはチャイルドシートの選び方で解説しています。ベビーカーと合体して使えるトラベルシステムという選択肢もあります。

2. 赤ちゃんが寝る場所:安全を優先して決める

寝る場所は、値段より安全性で決めたいところです。こども家庭庁によると、乳幼児突然死症候群(SIDS)——元気だった赤ちゃんが眠っている間に亡くなってしまう原因不明の病気——で亡くなった赤ちゃんは2024年で51人、乳児期の死亡原因の第4位でした。原因は分かっておらず予防法も確立していませんが、発症率を下げるポイントとして次の3つが挙げられています。

  1. 1歳になるまでは、寝かせるときはあお向けにする
  2. できるだけ母乳で育てる
  3. 保護者などはたばこをやめる

母乳については、事情によってできない家庭も当然あります。ミルクだからSIDSになるという意味ではなく、あくまで統計的に関連が指摘されている項目です。あわせて、SIDSとは別に窒息を防ぐ観点から、敷布団やマットレスは固めのものを使う赤ちゃんが寝る場所に枕やぬいぐるみ、余分な寝具を置かないことが勧められています。ふかふかで気持ちよさそうな寝床は、この点では逆に避けたい選択になります。

選び方は大きく3つです。

選択肢 費用の目安 向いている家庭
ベビー布団セット 9,000〜13,000円(10点セットで9,490円、楽天レビュー ★4.52/21,769件・2026年8月時点) 部屋が狭い、和室で親と並んで寝たい、費用を抑えたい
ベビーベッド+布団 25,000〜50,000円 上の子やペットがいる、床のほこりが気になる、腰への負担を減らしたい
レンタル 月2,000〜4,000円前後 使う期間が短いと分かっている、里帰り先で使いたい、置き場所に不安がある

ベビーベッドは「数か月で使わなくなった」という声が多い代表格でもあります。使用期間が短いと予想されるなら、購入よりレンタルのほうが結果的に安く済むこともあります。それぞれの製品差はベビーベッド比較ベビー布団比較にまとめました。

3. ベビーカー:大物のなかで唯一、急がなくていい

生後1か月ごろまでは基本的に外出しません。1か月健診も抱っこ紐で行く家庭が多く、ベビーカーは産まれてから選んでも間に合います。実際に赤ちゃんを乗せて押し比べてから決められるぶん、失敗も減ります。

ベビーカーは、生後1か月ごろから使えるA型(背もたれが水平近くまで倒れ、首がすわる前から乗せられる。そのぶん重い)と、腰がすわる生後7か月ごろから使えるB型(軽くてコンパクト、価格も安め)に分かれます。新生児から使いたいならA型(またはAB型と呼ばれる兼用タイプ)です。価格は2万円前後から9万円台まで幅があります。

車移動が中心の家庭なら、ベビーカーを買わずに抱っこ紐で通し、必要になってから軽量B型を買う進め方も現実的です。ベビーカー比較軽量B型ベビーカー比較抱っこ紐比較で、生活スタイルに合うものを選んでください。

退院までにそろえる最低限リスト|数量と価格の目安

消耗品はここに挙げた数量で十分スタートできます。まず産院の入院準備リストを確認してから買うのが鉄則で、産褥(さんじょく)ショーツやおむつ、ミルクを産院が用意してくれるケースは珍しくありません。

アイテム 数量の目安 価格の目安 ひとこと
短肌着 5〜6枚 5〜6枚組で2,000〜3,000円 丈が腰までの、いちばん下に着せる肌着
コンビ肌着 5〜6枚 短肌着との組み合わせセット(5〜6枚組)で2,000〜3,000円 丈が足まであり、股のスナップで留まるのでめくれにくい
ツーウェイオール 2〜3枚 1枚1,500〜3,000円 股のスナップを留め替えてドレス型にもズボン型にもなる服
おくるみ 1〜2枚 1,500〜3,000円 退院時のほか、寝かせるときの掛け物としても
新生児用テープおむつ 1パック(80〜90枚) 1,000〜1,600円 1日10回前後替えるので1週間強で無くなります
おしりふき まとめ買い1セット(1,200〜1,600枚) 2,000〜2,500円 80枚×20個で2,280円(楽天レビュー ★4.49/9,061件・2026年9月時点)
ガーゼハンカチ 5〜10枚 10枚組で1,000〜1,500円 沐浴・吐き戻し・汗ふきに毎日使います
哺乳瓶(160ml) 1〜2本 1本1,700〜3,500円 完全母乳になるか分からないので、まず1〜2本
消毒グッズ 1つ 電子レンジ用ケースで1,700〜3,100円 定番の除菌ケースは楽天レビュー ★4.54/424件で2,580円
粉ミルク・液体ミルク 小缶1つ、または液体を数本 液体ミルク125ml×18本で4,200円(1本あたり約233円) まとめ買いは合う物が分かってから
ベビーソープ・保湿剤 各1本 合計1,000〜2,500円 新生児から全身に使える低刺激タイプ
ベビーバス 1つ(レンタル・代用可) 折りたたみ式で3,000〜3,500円 使うのは生後1か月ごろまで
体温計・ベビー用爪切り 各1つ 合計2,000〜4,000円 爪は生まれたときから伸びています
バスタオル 2〜3枚 1枚1,500〜2,000円 湯上がり用。おくるみ代わりにもなります

※価格は楽天市場をレビュー数の多い順に見たときの2026年8月時点の目安です。在庫や時期で変動します。

肌着が「5〜6枚ずつ」なのはなぜか

新生児はよく汗をかき、母乳やミルクを吐き戻します。1日に2〜3回着替えることも珍しくないため、洗濯して乾くまでの回転を考えると短肌着・コンビ肌着それぞれ5〜6枚が現実的な線になります。

ただしこれは「毎日洗濯できる家庭」の目安です。2日に1回まとめて洗う、冬で乾きにくい、部屋干しが中心といった条件なら、もう少し余裕を持たせてください。逆に乾燥機があるなら4枚ずつでも回ります。サイズや素材の違いは新生児肌着の比較で詳しく扱っています。

おむつは「1パックだけ」でいい

新生児用のおむつは、体重5kg前後でSサイズに移るため、使える期間が1〜2か月しかありません。生まれたときの体重が大きめだと、新生児用が数日で終わることもあります。買い込まずに1パックから始めて、産後の体重の増え方を見て買い足すのが安全です。

肌に合わなかった場合も、1パックなら乗り換えの損が小さくて済みます。メーカーごとの違いは新生児用おむつ比較、おしりふきはおしりふき比較を参考にしてください。

出産準備の費用はいくら?

最低限の構成と、ひととおりそろえた構成で並べると次のようになります。

カテゴリ 最低限で始める場合 しっかりそろえる場合
肌着・ウェア 5,000〜10,000円 15,000〜25,000円
寝具 9,000〜13,000円(布団セット) 25,000〜50,000円(ベビーベッド+布団)
おむつ・おしりふき(最初の1か月) 3,000〜5,000円 3,000〜5,000円
授乳グッズ 5,000〜9,000円(哺乳瓶1〜2本+消毒+ミルク少量) 15,000〜25,000円(搾乳器・授乳クッション込み)
沐浴・衛生 6,000〜10,000円 12,000〜18,000円
小計(大物を除く) 28,000〜47,000円 70,000〜123,000円
チャイルドシート 20,000〜25,000円 40,000〜60,000円
ベビーカー 20,000〜30,000円 50,000〜90,000円
合計 68,000〜102,000円 160,000〜273,000円

大物を除けば3万〜5万円弱、チャイルドシートとベビーカーを新品でそろえても7万〜10万円で始められます。おさがりやレンタル、出産祝いを織り込めば、さらに下がります。

抑えたいときに効くのは、次の3つです。

  • 寝具とベビーバスはレンタル・代用を検討する:使う期間が短く、置き場所も取ります
  • 大物はセール期に買う:楽天のお買い物マラソンやスーパーSALEの時期に、買い回りでポイントを重ねる
  • 出産祝いでもらいやすい物は自分で買わない:スタイ、おもちゃ、セレモニードレス、ブランドのベビー服は重複しやすい定番です

産後でいい物・買わなくてよかった物

先輩の声で「使わなかった」「1回しか使っていない」と挙がりやすいのは、赤ちゃんの好みに左右される物使用期間が極端に短い物です。買う前に、産まれてから判断してかまいません。

アイテム 産後でいい理由 判断の目安
ベビーバス 使うのは生後1か月ごろまで。衣装ケースや折りたたみタブ、シンクでも代用できる 沐浴の担当者と場所が決まってから
バウンサー・ハイローチェア 乗せると泣く赤ちゃんが一定数いる 生後1〜2か月で、置いて家事をしたいと感じたら
ベビーモニター 別室で寝かせるようになってから必要になる 里帰りから戻り、寝室を分けるとき
搾乳器 母乳の出方が人によって違い、必要かどうかが産後にしか分からない 胸の張りや預ける予定が出てきたら
授乳クッション 産院で試せることが多く、体格との相性がある 入院中に使ってみて合うものを
ミルクの箱買い 赤ちゃんによって飲みっぷりが変わる 銘柄が定まってから
新生児サイズの服の買い足し 50〜60サイズは1〜2か月で着られなくなる 60〜70サイズを産後に買うほうが長く着られます
離乳食グッズ・ブレンダー 使い始めは生後5〜6か月ごろ 離乳食が始まる直前で十分
知育おもちゃ 月齢に合わせて選ぶほうが遊びます 首がすわるころから
ベビーゲート・ベビーサークル 動き出す生後7〜8か月ごろから 寝返り・はいはいが始まってから

これらは「不要な物」ではなく、必要かどうかが産後に決まる物です。実際に必要になったときは、ベビーモニター比較バウンサー比較搾乳器比較授乳クッション比較を参考にしてください。

一方で、ケチって後悔しやすい物もあります。毎日長時間使う抱っこ紐、安全に関わるチャイルドシート、腰に負担がかかる時期のおむつ替え環境などは、値段だけで選ぶと買い直しになりがちです。

状況別の早見表:あなたはどれを優先するか

同じ「出産準備リスト」でも、住まいと移動手段で優先順位は変わります。自分に近い行を見てください。

あなたの状況 優先して用意する物 後回しでいい物
車での移動が中心 チャイルドシート(回転式だと乗せ降ろしが楽)、車内で使うおむつポーチ ベビーカー(産後に実物を見て決められます)
電車・徒歩での移動が中心 抱っこ紐、A型ベビーカー、マザーズバッグ 高機能なチャイルドシート(レンタルやタクシー利用で足りる場合も)
里帰り出産をする 母子健康手帳・紹介状などの書類、退院直後に使う肌着だけ 大物全般(実家ではレンタルか現地購入が確実)
里帰りせず、産後にワンオペになりやすい 抱っこ紐、片手で開けられるおむつまわり、宅配や食事の外部化の手配 見た目重視のベビー用品
上の子がいる ベビーベッド(上の子から守れる)、上の子を乗せられるベビーカーやボード 新規のベビー服(多くはおさがりで足ります)
住まいが狭い・収納が少ない ベビー布団セット、折りたたみ式のベビーバス ベビーベッド、大型のハイローチェア
夏生まれ 短肌着とコンビ肌着を多めに、汗取りパッド、日よけ 厚手のアウター類(冬までにサイズが変わります)
冬生まれ おくるみ・スリーパー、部屋の加湿対策、退院時の防寒 帽子や靴(外出はまだ先です)
帝王切開の予定がある 傷に当たらない大きめのショーツ、前開きのパジャマ、宅配の手配 産後すぐの重い物の持ち運びを前提にした買い物
双子など多胎 チャイルドシート2台、双子用ベビーカー、ミルクを併用できる体制 一般的なリストどおりの買い方(必要な量は産院と相談して決めます)

季節ごとの服装の目安は月齢・季節別の服装、産後の乗り切り方はワンオペ育児を乗り切る工夫にまとめています。

入院バッグには何を入れるか

産院によって支給される物が違うため、まず産院のリストが最優先です。そのうえで、「持っていってよかった」とよく挙がるものをまとめます。

自分用
– 母子健康手帳、健康保険証、診察券、印鑑、産院から指定された書類
– 前開きのパジャマ2〜3着(授乳しやすく、診察も受けやすい)
– 産褥ショーツ(股の部分が開いて診察を受けやすい産後用の下着)、産褥パッド、授乳用ブラジャー
– 洗面用具、飲み物用のストロー付きボトル、リップクリーム、髪をまとめるもの
– 充電器(コードは長めが便利です)、スリッパ

赤ちゃん用(退院日に使う分だけ)
– 短肌着・コンビ肌着・ツーウェイオール各1枚、おくるみ
– 退院時に車を使うならチャイルドシート(車に取り付け済みで)

準備は妊娠9か月ごろまでに終え、玄関に置いておきます。陣痛が来てから詰めるのは現実的ではありません。授乳用の下着は授乳ブラ比較、産後の骨盤ケア用品は骨盤ベルト比較で扱っています。

買う前に確認したいお金の制度

準備を始める前に、受け取れるお金を把握しておくと予算を組みやすくなります。手続き先は原則として住民票のある自治体、または加入している健康保険です。

制度 金額の目安 申請先
妊婦のための支援給付 合計10万円(妊娠の認定後に5万円+胎児の数×5万円) 住民票のある市区町村
出産育児一時金 子ども1人につき原則50万円 加入する健康保険
児童手当 0〜2歳は月15,000円、3歳〜高校生年代は月10,000円(第3子以降は一律月30,000円) 住民票のある自治体

妊婦のための支援給付は2025年4月に始まった制度で、それまでの出産・子育て応援交付金が法律上の給付として整理されたものです。

出産費用の自己負担をなくす制度改正は2026年5月に成立しましたが、施行は公布後2年以内とされており、実際に無償化されるのは早くて2027年度、現実的には2028年度ごろの見込みです。いま妊娠中の人は、現行の出産育児一時金50万円の制度で進むことになります。詳しくは育児で使えるお金の制度まとめ産休・育休の制度とお金をご覧ください。

出産準備でやりがちな失敗

  1. 産院のリストを見る前に買う:産褥パッドやおむつ、ミルクを産院が用意している場合があります。まず入院案内を確認してください
  2. 新生児サイズを買い込む:50〜60サイズは1〜2か月で着られなくなります。かわいくても枚数は控えめに
  3. おむつ・ミルクをまとめ買いする:肌に合わない、飲まない、サイズアウトが早い、と外す要素が3つあります
  4. チャイルドシートを直前に買い、取り付けを練習していない:全国調査でも正しく取り付けられていたのは74.8%どまりでした。説明書を読む時間を退院前に確保しておきましょう
  5. 寝床をふかふかにする:枕やぬいぐるみ、やわらかい敷き布団は窒息のリスクにつながります。固めの敷き布団に、あお向けが基本です
  6. 置き場所を考えずに大物を買う:ベビーベッドやハイローチェアは大きく、生活動線をふさぐと使わなくなります。買う前にメジャーで測ってください
  7. 水通しを退院直前まで残す:天気に左右されます。妊娠9か月ごろに済ませておくと安心です

よくある質問

Q. 出産準備はいつから始めればいいですか?
A. 購入の中心は妊娠7〜8か月ごろです。ただしチャイルドシートと寝る場所だけは、5〜6か月ごろから下調べを始めておくと、体がつらくなる時期に慌てません。取り寄せに数週間かかる商品もあるため、納期の確認も早めに。

Q. 全部新品でそろえるべきですか?
A. その必要はありません。ベビーベッド、ベビーバス、ベビーカーのように使用期間が短い物は、レンタルやおさがりが向いています。一方で、チャイルドシートは事故歴が分からない中古を避けたほうが安心です。肌着など直接肌に触れる物は新品が無難ですが、親族からのおさがりを洗って使う家庭も多くあります。

Q. 出産準備の費用はいくらくらいですか?
A. 最低限なら大物を除いて3万〜5万円弱、チャイルドシートとベビーカーを新品で加えて7万〜10万円が目安です。ひととおりそろえると16万〜27万円ほどになります。差が出るのは寝具と大物なので、ここをレンタルやおさがりに振ると総額が大きく下がります。

Q. 肌着は何枚必要ですか?
A. 短肌着とコンビ肌着を5〜6枚ずつが目安です。新生児は吐き戻しと汗で1日に2〜3回着替えることがあるため、洗濯の頻度で調整してください。毎日洗える、または乾燥機があるなら4枚ずつでも回ります。

Q. 入院バッグはいつ用意しますか?
A. 妊娠9か月ごろまでに詰め終えて、玄関など取り出しやすい場所に置いておきます。産院ごとに支給される物が違うので、入院案内のリストと突き合わせて過不足を確認してください。

Q. 二人目のときは何を買い足せばいいですか?
A. 消耗品(おむつ、おしりふき、肌着)と、上の子のときに劣化した物が中心です。チャイルドシートは同時に2台必要になり、ベビーカーは上の子を乗せられるボードの追加や2人乗りへの買い替えを検討することになります。抱っこ紐も、上の子の抱っこと同時に使う場面が増えるため、腰への負担で選び直す人がいます。

Q. 男女が分からないうちは何を買えばいいですか?
A. 肌着、おむつ、おしりふき、寝具、チャイルドシートは性別に関係なく使えます。色や柄で迷う物は生まれてからで十分で、そもそも新生児期は服より肌着が中心です。

Q. 帝王切開の予定でも準備する物は同じですか?
A. 赤ちゃん用品は同じです。違うのは自分用で、傷に当たらない大きめのショーツ、前開きのパジャマ、退院後にかがまなくて済むおむつ替え環境などが役立ちます。入院期間も長めになるのが一般的なので、着替えは多めに用意しておくと安心です。具体的な準備は産院の指示に従ってください。

まとめ

出産準備リストで押さえるべきポイントは4つです。

  • 退院日に無いと困るのはチャイルドシート(車を使わないなら抱っこ紐)。取り付けの練習まで含めて準備に入れる
  • 寝る場所は安全優先。固めの敷き布団、あお向け、枕やぬいぐるみを置かない。ベビーベッドはレンタルも有力
  • 消耗品は少なめスタート。おむつは1パック、哺乳瓶は1〜2本、ミルクは小さい単位から。合う物が分かってから買い足す
  • 迷う物は産後でいい。バウンサーもベビーモニターも搾乳器も、必要かどうかは赤ちゃんが決めます

そろえる量が少ないほど失敗も減り、産後の家に置き場所が残ります。最低限で始めて、足りないと感じたそのときに買い足す——これが結局いちばん無駄が出ない進め方です。

体の状態や妊娠の経過は一人ひとり違います。買い物や荷造りで無理をせず、動きづらさや気になる症状があるときは自己判断せず、早めにかかりつけの産院へ相談してください。


価格・在庫・仕様・レビュー件数は変動します。最新情報は各商品ページでご確認ください。

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