※本ページはアフィリエイト広告(PR)を含みます。
- この記事の結論:迷ったらビタントニオ VHB-30
- 知っておきたい4つの言葉
- いつから、いつまで使う?
- 失敗しない選び方:5つの基準
- 比較表:数字で見る5モデルの違い
- 早見表:あなたならどれ?
- 1. ビタントニオ ハンドブレンダー VHB-30 | 8段階調節で初期から中期まで作り分けられる
- 2. BRUNO マルチスティックブレンダー2 BOE140 | カップが電子レンジ対応で段取りがラク
- 3. bianca+ ハンドブレンダー | 毎分13,200回転のパワー重視モデル
- 4. レコルト ハンディブレンダー RHB-3 | 約470gの最軽量、価格も5,280円から
- 5. バーミックス bamix M300 | 連続5分・保証5年、離乳食後も見据える人へ
- 買ってから後悔しやすい5つの落とし穴
- ブレンダーは本当に必要?買わない選択肢も
- よくある質問
- まとめ
この記事の結論:迷ったらビタントニオ VHB-30
離乳食ブレンダーは「1台5役」といった機能の数より、ブレンダーを付けた状態の重さ・粗さを調整できるか・洗える範囲の3点で決まります。この3点を総合すると、最初の1台として選びやすいのはビタントニオ ハンドブレンダー VHB-30(約8,690円)です。
理由は3つあります。ブレンダー装着時 約520gと片手で扱える軽さであること、速度を8段階で調整できるため、なめらかにすりつぶす初期から少し粒を残す中期まで1台で作り分けられること、そしてシャフト・ブレード・ウィスクを熱湯消毒できる(樹脂部を除く)こと。赤ちゃんの口に入るものを扱う道具として、消毒の可否ははっきりした差になります。
ただし、これが唯一の正解というわけではありません。
- とにかく費用を抑えたい/初期のポタージュ状さえ作れればいい → レコルト ハンディブレンダー ベーシックセット(約5,280円・約470g)
- 離乳食が終わったあとも一生モノとして使いたい → バーミックス bamix M300(メーカー保証5年)
- キッチンに出しっぱなしにできる見た目がほしい → BRUNO マルチスティックブレンダー2 BOE140
そして先に正直なことをひとつ。ブレンダーがフル稼働するのは離乳食初期〜中期の実質3〜4か月です。 後半は「刻む」が中心になり、出番は減ります。だからこそ「離乳食のあとも料理に使うか」で予算を決めるのが、いちばん失敗しない考え方です。離乳食そのものの進め方は離乳食はいつから?初期・中期・後期の進め方の記事にまとめています。
知っておきたい4つの言葉
本題に入る前に、商品ページでよく出てくる言葉を整理しておきます。
- ハンドブレンダー:鍋やカップに直接差し込んで使う、持ち手のあるスティック状の調理家電。先端の刃で食材をつぶす・混ぜるのが得意で、まな板を使わずに少量から調理できます。
- チョッパー:みじん切りなど「刻む」作業に使う容器型のパーツ。ハンドブレンダー本体に取り付けて使う付属品として用意されているのが一般的です。
- 定格時間:連続で動かしていい時間の上限のこと。家庭用のハンドブレンダーは1分という機種が多く、1分回したら30分以上休ませる必要があります。まとめて作り置きしたい人ほど、ここは見落とせません。
- 裏ごし:食材の繊維や皮を取り除いてなめらかにするために、目の細かい網でこす作業。ブレンダーである程度は代用できますが、繊維の多い野菜や豆類は裏ごしを併用したほうが口当たりがよくなります。
いつから、いつまで使う?
厚生労働省の「授乳・離乳の支援ガイド(2019年改定版)」では、離乳の開始は生後5〜6か月頃、離乳の完了は生後12〜18か月頃が目安とされています。この期間の中で、ブレンダーの出番は一定ではありません。
| 時期 | 食べ物の形状の目安 | ブレンダーの出番 |
|---|---|---|
| 初期(生後5〜6か月頃) | なめらかにすりつぶした状態 | 最も活躍する。10倍がゆ・野菜ペースト |
| 中期(生後7〜8か月頃) | 舌でつぶせる固さ | 粗さを調整して使う。回しすぎに注意 |
| 後期(生後9〜11か月頃) | 歯ぐきでつぶせる固さ | 「つぶす」よりチョッパーで刻むが中心に |
| 完了期(生後12〜18か月頃) | 歯ぐきで噛める固さ | ほぼ出番なし。大人の料理用へ |
つまり、なめらか一辺倒で使い倒すのは初期から中期の3〜4か月ほどです。この期間の短さを見込まずに高機能モデルを選ぶと、価格に見合うだけの出番がないまま終わることもあります。逆に言えば、後期のみじん切りやその後のスープ作りまで見据えるなら、チョッパーが付いたモデルを選ぶ意味が出てきます。なお進み方には個人差があるので、月齢はあくまで目安として捉えてください。
失敗しない選び方:5つの基準
1. 重さは「アタッチメントを付けた状態」で見る
本体だけの重さが書かれていることがありますが、実際に手に持つのはブレンダーを装着した状態です。今回の5点はここが約470g〜約975gと倍以上の開きがあります。片手で鍋を支えながら使うので、500g台までなら疲れにくいというのが目安です。
2. 少量が回せるか(カップの調理容量)
離乳食初期の1回量は小さじ1〜2ですが、その量をブレンダーで回すのは現実的ではありません。刃が浸る程度の量が必要なので、数日分をまとめて作って冷凍するのが実際の使い方になります。カップの調理容量は400〜500mLの機種が中心で、これだけあれば初期の数日分は一度に仕込めます。また、ブレンダーは必ず液体を入れて使う設計です(水分の少ない固形物だけで回すのは各社とも禁止しています)。
3. 連続で何分回せるか
前述の定格時間です。ビタントニオとレコルトは1分(その後30分以上の休止が必要)、バーミックスは5分。週末に一気に作り置きしたい人は、この差が段取りに効いてきます。
4. 洗える範囲と消毒の可否
毎日使う道具なので、洗いやすさは満足度を大きく左右します。ここは機種ごとに条件が細かく、「食洗機対応」と書いてあってもパーツごとに可否が違うのが実情です。赤ちゃん用に消毒したい人は、熱湯消毒や煮沸消毒ができると明記されているかを確認しておくと安心です。
5. 粗さを調整できるか
初期はなめらか、中期は少し粒を残す——この作り分けができると1台で長く使えます。速度調節は8段階(ビタントニオ)、低速12段階+ターボ(bianca+)、2段階(BRUNO・バーミックス)、段階を持たずボタン1つで連続とパルスを使い分ける方式(レコルト)と、機種ごとにかなり違います。
比較表:数字で見る5モデルの違い
※ 価格・レビューは2026年8月時点に楽天市場で確認した数値で、変動します。重さはブレンダー(つぶす用の棒)を装着した状態です。
| 商品 | 目安価格 | 重さ | 消費電力 | 連続使用の上限 | 速度調節 | 保証 | 楽天レビュー | 向く人 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ビタントニオ ハンドブレンダー VHB-30 | 約8,690円 | 約520g | 150W | 1分(休止30分以上) | 8段階 | メーカー保証1年 | ★4.39(2,796件) | 粗さを細かく作り分けたい人 |
| BRUNO マルチスティックブレンダー2 BOE140 | 約7,700円 | 約590g | 200W | 記載なし | 2段階 | 保証書付き(期間は購入先で確認) | ★4.59(1,720件) | 加熱からつぶす作業までカップ1つで済ませたい人 |
| bianca+ ハンドブレンダー | 約7,980円 | 約820g | 300W(販売ページ表記) | 記載なし | 低速12段階+ターボ | 公表情報なし | ★4.48(1,288件) | 重さより回転数の高さを取る人 |
| レコルト ハンディブレンダー RHB-3 | 約5,280円(ベーシック) | 約470g | 200W | 1分(休止30分以上) | ボタン1つ(連続/パルス) | メーカー保証1年 | ★4.55(1,294件) | 軽さと価格を最優先したい人 |
| バーミックス bamix M300 | 約36,300円 | 約975g | 300W | 5分 | 2段階 | メーカー保証5年 | ★4.51(367件) | 離乳食後も10年使う道具として買う人 |
「記載なし」「公表情報なし」は、こちらが調べた範囲で公式・販売ページに数値が見当たらなかった項目です。数値がない=性能が低いという意味ではありませんが、長く使う前提なら、情報が明示されている機種のほうが買ったあとの判断がしやすいとは言えます。
早見表:あなたならどれ?
| こんな人 | おすすめ | 決め手 |
|---|---|---|
| 初めての1台で、初期から後期まで1台で通したい | ビタントニオ VHB-30 | 8段階調節+チョッパー・おろし付き。約520g |
| 予算を抑えたい/作るのは初期のペーストが中心 | レコルト RHB-3 ベーシック | 約5,280円・約470gで5点中最軽量 |
| 後期のみじん切りや泡立ても1台でやりたい | レコルト RHB-3 フルセット | チョッパー・ホイッパー込みで約7,700円 |
| 出しっぱなしにできるデザインがいい | BRUNO BOE140 | カップが電子レンジ対応で温め直しがラク |
| 手の力が弱い・重さが不安 | レコルト RHB-3/ビタントニオ VHB-30 | 装着時470〜520gと軽量 |
| 週末にまとめて作り置きしたい | バーミックス bamix M300 | 連続5分。1分機種のように途中で止まらない |
| 離乳食後も長く本格的に使いたい | バーミックス bamix M300 | メーカー保証5年・スイス製 |
1. ビタントニオ ハンドブレンダー VHB-30 | 8段階調節で初期から中期まで作り分けられる
スペックと特徴
- ブレンダー装着時 約520g(直径6×高さ36cm)、チョッパー装着時 約650g
- 消費電力150Wは今回の5点で最も小さく、販売ページでも運転音が控えめとうたわれています
- 速度調節は8段階。回転数はブレンダー使用時で毎分約8,100〜11,800回転(50Hz地域)
- アタッチメントはブレンダー・チョッパー・ウィスク・おろしの4種で、つぶす/混ぜる/刻む/泡立てる/おろすの5つに対応
- カップ容量は満水500mL・調理400mL。3cm角以下の氷も条件付きで砕けます
- メーカー保証1年
ここが強い
離乳食用として選ぶなら、8段階という調節幅がいちばんの価値です。初期のなめらかなペーストと、中期の少し粒を残した状態を、同じ道具で作り分けられます。加えて、シャフト・ブレード・ウィスクは(樹脂部を除いて)熱湯消毒ができると明記されており、赤ちゃん用の道具として扱いやすい設計です。おろしアタッチメントが付くのも5点の中ではこの機種だけで、離乳食後の大根おろしなどにも回せます。
気になる点
- 食器洗浄乾燥機には対応していません(全パーツ手洗い)。カップだけでも食洗機に入れたい人には向きません
- 本体は水洗いできず、湿らせた布で拭き取る方式です
- 連続運転は1分までで、そのあと30分以上の休止が必要。長時間回し続ける使い方はできません
口コミ・評価(楽天レビュー ★4.39/2,796件)
購入者レビューは2,796件と5点中もっとも多く、平均は★4.39。件数の多さは、長く売れ続けている定番モデルであることの裏づけになります。一方で平均点そのものは5点中で最も低い数値で、満場一致の高評価というタイプではありません(件数が増えるほど平均は辛口に寄りやすい、という一般的な傾向もあります)。「いちばん評判がいいから」ではなく、調節幅と消毒のしやすさという中身で選ぶ機種と考えるのが実態に近いはずです。
2. BRUNO マルチスティックブレンダー2 BOE140 | カップが電子レンジ対応で段取りがラク
スペックと特徴
- ブレンダースティック装着時 約590g(幅6.2×奥行7.4×高さ38.4cm)
- 消費電力200W、速度は2段階
- ブレンダー(つぶす・混ぜる)/チョッパー(刻む・砕く)/ホイッパー(泡立てる)の1台5役
- 付属のブレンダーカップは600mL。チョッパーボトルとブレンダーカップは耐熱140℃・耐冷-20℃で電子レンジ対応
- コード長 約1.5m
ここが強い
見た目の良さで語られがちなモデルですが、離乳食の実用面での強みは付属カップが電子レンジに対応していることです。野菜を加熱する→そのままカップでつぶす→残りを冷凍、という流れを容器を持ち替えずに進められるので、洗い物が1つ減ります。600mLとカップ容量が大きめなのも、まとめ作りには効きます。楽天レビューの平均★4.59は5点の中で最も高い数値です。
気になる点
- 速度は2段階のみ。粗さを細かく作り分けたい人には物足りない可能性があります
- 定格時間(連続で何分回せるか)が公式の仕様表に見当たらず、まとめ作りの段取りが読みにくい面があります
- 保証期間が製品ごとに異なる案内になっているため、購入先で確認しておくのが安全です
- 人気ブランドのため、セール時期によって価格や特典の内容が変わりやすい傾向があります
口コミ・評価(楽天レビュー ★4.59/1,720件)
1,720件で平均★4.59は、今回の5点で最も高い平均評価です。件数も十分に多く、評価が安定しているモデルと言えます。価格も約7,700円とビタントニオより約1,000円安いため、「8段階の細かい調節は要らないが、使い勝手と見た目は妥協したくない」という人にとっては、数字の上でも合理的な選択肢になります。
3. bianca+ ハンドブレンダー | 毎分13,200回転のパワー重視モデル
スペックと特徴
- 重さは約820gと、今回の5点ではバーミックスに次ぐ重量級
- チタンコーティングの4枚刃で、最高回転数は毎分約13,200回転
- 低速12段階+ターボの2モード構成
- アタッチメントはブレンダー・ホイッパー・チョッパーの3種で1台5役
- コード長は約2mと長め。スタンド付きで立てて収納できます
ここが強い
毎分13,200回転という回転数は高く、硬めの食材や氷にも対応する力があるモデルです。コードが2mと長いので、コンセントの位置に左右されにくいのも地味に効きます。スタンドが付属し、立てたまま置ける点も、毎日出し入れする道具としては扱いやすい部分です。
気になる点
- 約820gと重い。片手で鍋を支えながら使う離乳食作りでは、470〜520gの機種と比べて負担の差を感じやすい重さです
- 公表スペックが少なく、情報源によって表記が食い違います。消費電力は販売ページの300Wに対し、他の情報源では200Wや500Wという数値も見られ、統一されていません。定格時間や保証期間の記載も見当たりませんでした
- バーミックスやビタントニオのような長い歴史を持つブランドではないため、数年先の部品供給や修理体制は読みにくい面があります
口コミ・評価(楽天レビュー ★4.48/1,288件)
1,288件で平均★4.48と、評価そのものは安定しています。ただし前述のとおり、購入前に確認できる公式情報が他の4点より少ないのは事実です。数年使う道具として選ぶなら、この点は正直に織り込んでおいたほうがいいでしょう。パワーとデザインを重視し、重さが気にならない人向けの1台です。
4. レコルト ハンディブレンダー RHB-3 | 約470gの最軽量、価格も5,280円から
スペックと特徴
- ブレンダー装着時 約470gで今回の5点中いちばん軽量(幅5.8×奥行7.7×高さ35.1cm)
- 消費電力200W、DCモーター搭載。ボタン1つのシンプル操作で、押し続ける連続運転と、断続的に回すパルス運転を使い分けられます
- カップは満水700mL・調理容量500mL、耐熱140℃で電子レンジ対応
- 定格時間はブレンダー・チョッパーが1分、ホイッパーが10分(いずれも使用後は30分以上の休止が必要)
- ベーシックセット(RHB-3B・約5,280円)はつぶす・混ぜるの2役、フルセット(RHB-3F・約7,700円)はチョッパーとホイッパーが加わり1台5役
- メーカー保証1年
ここが強い
軽さと価格の両立が最大の武器です。約470gは5点で最軽量、しかもベーシックセットなら約5,280円と最安。離乳食初期に必要なのは実質「つぶす・混ぜる」だけなので、この2役に絞って安く軽く始めるという判断は、かなり理にかなっています。カップ・スパチュラ・ホイッパー・すべり止めマットは食洗機に対応しており、洗い物の負担も軽めです。
気になる点
- ベーシックセットにはチョッパーが付きません。後期のみじん切りまで1台でこなしたいならフルセット(約7,700円)を選ぶ必要があり、そうなるとBRUNOとほぼ同価格帯になります
- 速度の段階が用意されていません。粗さの調整は、回す時間とパルス運転の使い方で加減する形になります
- ブレンダーとチョッパーの本体側は手洗い。食洗機に入れられるのは付属品側です
- ブレンダーの連続使用は1分まで(ホイッパーのみ10分)
口コミ・評価(楽天レビュー ★4.55/1,294件)
1,294件で平均★4.55と、価格帯を考えると評価は高い部類です。約5,280円という価格でこの評価が付いているのは、費用対効果の面で有力な材料になります。ただし現行のRHB-3は従来モデルからのリニューアル品で、レビュー件数には旧モデル時代の評価も含まれている可能性があります。数字はやや割り引いて見ておくのが安全です。
5. バーミックス bamix M300 | 連続5分・保証5年、離乳食後も見据える人へ
スペックと特徴
- 本体約975g(長さ34×直径6.5cm)、スイス製。ボディはナイロン、シャフトは真鍮クロームメッキ
- 消費電力300W、毎分17,500回転(高速)/13,000回転(低速)の2段切り替え
- 定格時間は5分と、数値が公表されている機種の中では群を抜いて長い
- アタッチメントはミンサー・ウィスク・ビーターの3種+スリムスタンド
- メーカー保証5年(正規販売店経由)。先端の煮沸消毒に対応
- コード長170cm
ここが強い
数字ではっきり差が出るのが連続5分という定格時間です。1分機種のように途中で止めて休ませる必要がないので、週末に一気に作り置きするスタイルとの相性がいい。保証5年も、家電としてはかなり長い部類です。先端を煮沸消毒できる点も、離乳食用途では安心材料になります。1954年から続くブランドで、修理や部品供給の体制が整っていることも、長く使う前提なら現実的な価値があります。
気になる点
- 約36,300円と、他の4点の4〜7倍の価格。離乳食期の3〜4か月だけを見て買う機種ではありません
- 約975gと最も重い。片手で長時間扱うと負担を感じやすい重量です
- 刻む用の刃(ミンサー)は付属しますが、容器付きのチョッパーは基本セットに含まれません。後期のみじん切りを効率よくやりたい場合は、別売りのアタッチメントを足す形になります
口コミ・評価(楽天レビュー ★4.51/367件)
367件で平均★4.51。件数は他の4点(1,200〜2,800件)と比べて少なめですが、これは価格帯が大きく違うためで、評価の質が低いわけではありません。約36,300円という価格で367件のレビューが積み上がっていること自体が、支持の厚さを示しています。離乳食用として単体で判断するなら割高ですが、「この先10年使う料理道具を、離乳食をきっかけに買う」という位置づけなら筋が通ります。
買ってから後悔しやすい5つの落とし穴
1. フッ素樹脂加工の鍋の中で回してしまう
意外と見落とされがちな注意点です。ビタントニオもレコルトも注意書きで、フッ素樹脂(テフロン)加工・ホーロー・ガラス・陶磁器の鍋や容器の中での使用を禁止しています。刃が当たってコーティングを削ってしまうためです。鍋ごと調理したい場合はステンレスなどの鍋か、付属のカップを使いましょう。
2. 熱いまま刃を入れてしまう
加熱直後に差し込むと、中身が飛び散ってやけどをする危険があり、樹脂パーツの変形にもつながります。レコルトは60℃以下、チョッパー使用時は40℃以下まで冷ますよう案内しています。鍋で使う場合も、コンロからおろして粗熱を取ってからにしてください。
3. 量が少なすぎて刃が空回りする
離乳食初期の1回量そのままでは、刃が食材に届きません。ブレンダーは必ず液体を入れて使う設計です。数日分をまとめて作り、離乳食の冷凍保存容器で小分け冷凍するのが現実的な運用になります。
4. 「食洗機対応」を鵜呑みにする
パーツごとに可否が分かれます。ビタントニオは全パーツが食洗機非対応、レコルトはカップ・スパチュラ・ホイッパーなどは対応するものの、ブレンダーとチョッパーの本体側は手洗い。BRUNOも「パーツによって異なる」という案内です。購入前に「どのパーツが」対応するかまで確認しておきましょう。
5. 定格時間を超えて回し続ける
1分の機種を止めずに回し続けると、モーター保護が働いて動かなくなることがあります。故障と勘違いしがちですが、正常な動作です。1分回したら30分休ませる——この前提で段取りを組んでおくと、作り置きの日にあわてずに済みます。
ブレンダーは本当に必要?買わない選択肢も
正直なところ、離乳食ブレンダーは必需品ではありません。判断材料として、代わりになる方法を挙げておきます。
- すり鉢・裏ごし器がセットになった離乳食調理セット:1,000〜3,000円程度で手に入ります。1回分ずつ作るなら十分で、洗い物も少なく済みます
- 市販のベビーフード:最初の1か月をこれでしのぎ、量が増えてきてから道具を買う、という順番も合理的です
- 手持ちのミキサー:容量の大きいミキサーは底に食材が広がって刃が回らないことがあり、離乳食初期の少量には向きません
- おさがり・レンタル:使う期間が短いぶん、譲り受けやすい道具でもあります
逆に買う価値が高いのは、週末にまとめて作って冷凍するスタイルの人です。1回あたりの手間の差は小さくても、それが数か月続くと差が積み上がります。毎回その都度少量を作るなら、すり鉢で足りてしまうことも多いはずです。
よくある質問
Q. 離乳食ブレンダーは生後何か月頃から必要?
A. 厚生労働省の「授乳・離乳の支援ガイド(2019年改定版)」では離乳の開始は生後5〜6か月頃が目安とされており、なめらかにすりつぶす工程で活躍します。ただし必須ではなく、少量ならすり鉢やこし器でも代用できます。
Q. いつまで使える?
A. なめらかにすりつぶす用途でフル稼働するのは、初期から中期の3〜4か月ほどです。生後9〜11か月頃からは「刻む」が中心になるため、チョッパー付きのモデルならその後も使えます。離乳食が完了したあとは、スープやソース作りなど大人の料理用に移行するのが一般的です。
Q. 普通のミキサーで代用できる?
A. 容量の大きいミキサーは、離乳食初期のごく少量では刃まで食材が届かず、うまく回らないことがあります。少量から作れるカップ付きのハンドブレンダーのほうが、初期は扱いやすい傾向にあります。
Q. ブレンダーとチョッパー、離乳食にはどちらが必要?
A. 初期は「つぶす・混ぜる」だけなのでブレンダーで足ります。後期のみじん切りにはチョッパーが便利です。今回の5点のうち、ビタントニオ・BRUNO・bianca+・レコルトのフルセットは両方をカバーします。レコルトのベーシックセットと、バーミックスの基本セットには容器付きのチョッパーが含まれない点に注意してください。
Q. お手入れ・消毒は毎回必要?
A. 食材に直接触れる刃やカップは、使うたびに洗うのが基本です。消毒については、ビタントニオはシャフト・ブレード・ウィスクの熱湯消毒、バーミックスは先端の煮沸消毒に対応しています。ただし対応範囲は機種ごとに違うので、自己判断で熱湯をかけず、必ず取扱説明書に従ってください。
Q. 静かなのはどれ?
A. ビタントニオは販売ページで運転音が控えめとうたわれており、消費電力150Wも5点中で最小です。ただし騒音値(dB)はどの機種も公表されていないため、数値での比較はできません。早朝や夜間に使いたい場合は、消費電力の低さをひとつの目安にしつつ、赤ちゃんの寝室から離れた場所で使うといった工夫も併せて考えるのが現実的です。
まとめ
離乳食ブレンダーを選ぶときに見るべきは、「1台5役」といった機能の数よりも装着時の重さ・粗さの調整幅・洗える範囲の3点です。この3点のバランスならビタントニオ VHB-30、費用を抑えるならレコルト RHB-3 ベーシック(約5,280円・約470g)、週末にまとめて作り置きして離乳食後も長く使うならバーミックス bamix M300(連続5分・保証5年)が第一候補になります。
そして忘れないでほしいのは、フル稼働する期間は3〜4か月だということ。この前提を持って「離乳食のあとも使うか」を先に決めておけば、価格帯で迷う時間はぐっと短くなります。作り置きを前提にするなら離乳食の冷凍保存容器、食べさせる側の道具は離乳食食器セットの比較もあわせてどうぞ。
価格・在庫・仕様・レビュー件数は変動します。最新情報は各商品ページでご確認ください。
運営者情報 | プライバシーポリシー | 免責事項


コメント